打ち上げ2 ページ26
良「俺の言ったとおりだね」
代「ありがとー良平君!」
すると谷山さんが早水さんと中村の間に座るAに絡んでくる。
谷「ねえAちゃんてさ、可愛いよね」
「はあ…それはどーも」
いつもAと話すとき、谷山さんは顔を近づけてくる。
谷「この後さ、二次会としてさ
2人で飲みに行かない?」
「それは遠慮しますー」
谷「えーなんでー?」
「いや…その」
谷「いいじゃん少しくらいさ、ね?」
Aはとても困っていた。それを見兼ねた中村が谷山さんに何か言おうとしたが…
良「谷山さんダメですよ、Aさんは俺が
先約なんで。もう打ち上げの前から
約束してましたから。ね?Aさん」
もちろんそんな約束はしていない、良平君の咄嗟の嘘。
「そうなんです。良平くんと飲みに行きますから」
谷「なんだー木村君て早いねー」
良「Aさんと1番仲良しなんでね」
Aは谷山さんが苦手である。何故ならば谷山さんは手を出すのが早いという噂があるから。(谷山さんファンの方すみません)
そのことは良平君はよくわかっていた。本当は今日の席も谷山さんがAの隣に座るかもしれないと思って心配していた。しかしAはちゃんと対策をしていた。谷山さんが座ってから、Aは空いてる席に座ったのだ。
下野の隣も空いていたが、座らなかった理由は谷山さんと下野が最近とても仲良しで、必ず谷山さんが彼の所にくると思ったからである。
早「Aちゃん、モテるわね」
「やめてくださいよ…谷山さんは苦手なんです」
紀章さんから谷山さん呼びに変わっていた。
中「何かあったら俺に言え。お前多分狙われてる」
「わかった」
中「良平と飲みに行くて本当か?」
「ううん、咄嗟の嘘だと思う」
中「そっか」
中村はコーラかお茶ばかり飲んでいた。
***
打ち上げは終了し、谷山さんは下野と飲みに行くらしい。
谷「じゃあね〜Aちゃん、
今度は俺とサシで飲みに行こうね〜!」
「ははは;考えときます」
下「Aちゃん、またね〜!」
「うん、バイバイしもちゃん!(かわいい!)」
ブンブン手を振る下野が可愛く思えた。
中「さて、俺らは帰るか」
良「そうですね。俺は家でもう一度飲むけど」
福「まだ飲むのか、すげーな。それにしても…
A、お前相当谷山さんに好かれてんね」
「谷山さんだけは2人だと危険かも…
仕事の時はそうでもないんだけどね」
谷山さんは仕事の時はとても真剣なのだが、プライベートになると積極的にAに近付く。
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里華(プロフ) - いえいえ(*´ω`*) (2019年11月10日 22時) (レス) id: bd3c5a3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 里華さん» はーい!ありがとうございます\(^o^)/ (2019年11月10日 22時) (レス) id: b3016f9a01 (このIDを非表示/違反報告)
里華(プロフ) - toukoさん、更新等忙しいと思いますが、頑張ってください!応援してます(*´ω`*) (2019年11月10日 21時) (レス) id: bd3c5a3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 里華さん» ありがとうございます(⌒▽⌒)頑張ります! (2019年11月10日 21時) (レス) id: b3016f9a01 (このIDを非表示/違反報告)
里華(プロフ) - toukoさん忙しい中レス返信ありがとうございます!とても嬉しいです!読んでいてとても楽しいです!これからも楽しみにしてます! (2019年11月10日 18時) (レス) id: bd3c5a3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:touko. | 作成日時:2019年9月11日 8時