愛する ページ21
「お、乾いてるよAさん！」
「よかったー、着替えなきゃね」
「じゃあ俺着替えるね」
「うん」
良平君から先に着替えた。ほぼ乾いていて暖かい。
「うん、いい感じ！」
「よかった〜」
「俺向こうむいてるから、着替えていいよ」
「わかった」
次はAが着替えた。
「よし、おっけーだよ。こうなるのこれで２回目ね」
「あー、梅雨の時の事か」
梅雨の時も服が濡れて、良平君の家で乾かしたことがあった。
「うん、あの時はありがとうね」
「いいよ。ふわぁあ〜…なんか眠くなった」
「ふふふ、大きい欠伸ね(笑)私も眠いかも…」
続けてAも欠伸をした。良平君のがうつったようだ。Aは床に座ると、自分の太ももをポンポンしながら彼に言う。
「おいで、良平くん。膝枕してあげる」
「え、でもAさん怪我してるから
難しくない？」
「大丈夫よ。こっちの足に頭置いたらいいから、
少し眠るといいわ」
「そう？じゃあお言葉に甘えて…」
Aの足に頭を預けた。やはりいい匂いがする
「あー…Aさんの膝枕ってやっぱり落ち着く
いい匂いだし…」
「えー匂いなんてする？濡れてたのに…」
「するよ、微かにね…ほんと、眠くなる……」
「ふふ、よしよし」
優しく髪を撫でてあげると目を閉じて寝てしまった
＊＊＊
それから３０分はそのままだった。彼は熟睡中。
「良平くん…雷怖かったけど…
怪我もしたけど、全然心細くなかった…
あなたが居てくれたからだよ…ありがとうね」
「………」
寝てる彼に感謝の気持ちを述べた。
「良平くんが一緒で本当によかった…」
「……俺も」
「ん…？」
ぱちっと目を開けた。どうやら起きていたようだ
「Aさんが一緒でよかったよ。
他の人だったら嫌だから…」
「お、起きてたの？」
「うん、少し前にね。さっきの言葉聞けて、
すごく嬉しい」
Aから起き上がってそう言うと、笑う。
「良平くん……ックシュン！」
急にAは３回くしゃみをした。夏なのに寒いのもある。
「寒い…？」
「少し」
「じゃあまた抱きしめてあげる……」
「…っ、」
イケボで囁かれドキっとしたAは抵抗することもなく、彼の腕の中。そして優しく撫でる。
「さっき撫でてくれたから、お返しだよ」
「心地良いわ…」
「少し寝なよ、こうしてるから」
「うん……」
１０分後には熟睡のA。そして…
chu…
「もう……この気持ちは愛してるなんだな…
考えてたら恥ずかしくなっちゃった…」
額にキスをして、Aへの気持ちはもう愛するレベルなのだと気づく。
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里華(プロフ) - いえいえ(*´ω｀*) (2019年11月10日 22時) (
レス) id: bd3c5a3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 里華さん» はーい！ありがとうございます＼(^o^)／ (2019年11月10日 22時) (レス) id: b3016f9a01 (このIDを非表示/違反報告)
里華(プロフ) - toukoさん、更新等忙しいと思いますが、頑張ってください！応援してます(*´ω｀*) (2019年11月10日 21時) (レス) id: bd3c5a3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 里華さん» ありがとうございます(⌒▽⌒)頑張ります！ (2019年11月10日 21時) (レス) id: b3016f9a01 (このIDを非表示/違反報告)
里華(プロフ) - toukoさん忙しい中レス返信ありがとうございます！とても嬉しいです！読んでいてとても楽しいです！これからも楽しみにしてます！ (2019年11月10日 18時) (レス) id: bd3c5a3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：touko.
| 作成日時：2019年9月11日 8時
