今度は２人で ページ10
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みんなで撮った後、今度は福山さんと小清水が二人で撮ることに。
中「なんで二人？付き合ってんのか？」
「違うよ。亜美ちゃんがどうやら
潤に気があるみたいよ」
安「そうだよ、小清水が声優になった理由は
福山に会いたいからだからね」
「うっそー！それはあっても
理由はそんだけじゃないでしょうに」
中「確かに。そんなんでなれたら
誰でも声優になれるわ」
安「それもそうか」
小野さんは三国志を黙々とプレイしている。
中「そんじゃあ、お前と２人で撮るかー」
「うん、いいわよ」
隣のプリクラ機で２人で撮った。
ペンで、仲良し！とか日付けとか書いた。
中「杉田に見せようかな」
「おう、見せてあげな〜！」
中村は長財布にプリクラをしまった。
中「なんか女子みてえ…財布に入れとくってさ」
「一番なくしにくい所じゃない？」
中「まあそうだよな。さんきゅー」
福山さんたちも撮り終わっていた。小清水とプリクラを交換したのだった。
(潤これ顔引き攣ってるな。笑えるっ)
「ねえ七井さん」
「なに？」
「ちょっとこっちにいいですか？」
小清水に促され、ベンチに座る。
福山さんたちは中村のとこに行った。
「私、福山さんの事が好きなんです」
「うん、行動見りゃわかるよ」
「あ、そうだったんですね。なら話は早いです」
「な、なに？」
マジ顔になる小清水に少し恐怖を感じる。
「福山さんを取らないで下さいね？
必ず私が射止めて見せますからっ」
「あ、ああ…；とらないよ。安心して」
応援して下さいと言われるかと思ったが、違った。
その後小清水は三瓶由布子から連絡があり、福山さんたちに挨拶して急遽帰った。
福「はあ〜やっと帰ったかあいつ」
中「そんなに嫌なんですか？」
福「押してくる女はちょっと苦手」
中「なるほど〜」
「てか押してくる人を好きな人ってそんな居ないよ」
中村と安元さんは三国志をプレイし始めた。
福「そうそう、その小清水の事で相談。
なあA、あいつ俺が受けるオーディション
全部受けるんだよ。何度言っても聞いてくれない」
「あ〜私も某声優、２〜３人はいるわ。
私が受けるオーディション、全部受ける人が！」
Aは中村を見て言う。
福「でもあいつ友達だからいいじゃん。
お前と共演したいんだよ。杉田もそうだろ？」
「うん、全然いいんだけどね。
潤は亜美ちゃんに言わなきゃいいじゃん。
だまって行けばいいのに」
福「無理だよ。同じバオバブだからな」
福山さんと小清水はぷろだくしょんバオバブ。各声優、どこどこに受けると表示されるらしい。
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作者名：touko.
| 作成日時：2019年8月17日 18時
