夜、誕生日会！ ページ43
プレゼントを買った麻里奈と待ち合わせをし、一緒にカニどころへ。下野にこの前のお礼をしようとGODIVAのチョコを買った。
カニどころの前に立ってる２人を発見した。
杉「お疲れ〜。あ、井上さんも一緒なんだね」
井「お邪魔しますね！」
杉「いいよ」
「下ちゃん！久しぶりね」
下「久しぶり〜、最近全然遊んでなかったもんね！」
八重歯を見せて笑う下野。
「んも〜！可愛い下ちゃんっ♡」
Aは下野の笑顔が大好きなのだ。思わず髪をクシャクシャ撫でる。
下「うわわっ！もぉ〜ダメだよぉ！Aちゃん！」
「可愛いんだもーん！あはは！
下ちゃんの笑顔大好きだからー！」
下(笑顔だけか…とほほ)
その様子を見ていた麻里奈は笑っていた。
井「あはは、とっても仲良しですね〜！」
杉「羨ましい…俺も撫でられたい」
井「撫でてもらったらどうですか〜？」
杉「い、いや…そんなこと死んでも言えないよ」
そうこう話してるうちに中村が到着した。
中「お疲れ、待たせたな」
「おっ、主役！誕生日おめでとう悠ちゃんっ」
「「おめでとーー！！」」
と杉田と下野はAの後に言う。
中「おう、サンキュー。
で、お前はこの口どうにかならねえか？ん？
悠ちゃんて呼ぶんじゃねえよコラ」
「い、いひゃい〜！」
頬をつねられ、引っ張られた。中村が離すと、Aの頬は若干赤くなってしまった。
下「大丈夫？」
「いったー……大丈夫よ。
もう！あのツン野郎はダメね」
井「(仲いいな…こっちも)中村さん、
お誕生日おめでとうございます」
中「おー、ありがとう井上さん。お誕生日とか…
可愛い言い方するね」
井「え？/」
"お"誕生日と上品な言い方について可愛いという中村。
中「この前チョコありがとな」
井「いえ、どういたしまして！/」
するとAは、
「あ、チョコで思い出したわ！
ほら下ちゃん、こないだ教えてくれたから
お礼のチョコよ！GODIVAだから大事に食べな」
下「えっ、いいの？わぁーい！ありがと〜っ」
この前メールで良平君の家を聞いたので、そのお礼にGODIVAをあげた。
中「何を教えたんだよ」
「ん？えっとねー…ゲームのコツ？」
下「そうそう！ぷよぷよのっ」
杉「疑問形なんだね」
咄嗟の嘘だから突発的に出たのだ。なんとなく言っちゃいけないんじゃないかと思った下野は空気を読み、嘘に合わせた。
杉「よく分からんがよかったな下野」
下「うん！嬉しいぜ〜っ」
「さて、中に入ろうか」
杉「そうだね。行こう」
井(か、可愛いって言われた/)
先程の事が嬉しかったらしい。
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作者名：touko.
| 作成日時：2019年8月17日 18時
