2006年1月21日 ページ42
1月21日…
この日は友人である水樹奈々の誕生日であった。
正月以来、良平くんとは会っていなかった。よほど腹が立ったのか、電話にも出なかった。
すると、中村から電話が入る。
「はいもしもし」
《お疲れA。これから遊ぼうぜ
ゲーセンで連ザするぞ》
連ザとはガンダムSEED DESTINYのアクションゲームである。最近3人(杉田と)はハマっている。
「ごめん、今日は無理なの。
奈々の誕生日だから、麻美とお祝いするのよ」
《マジ？今日水樹さんの誕生日だったのか…
どこで祝いすんの？》
「私の家よ、もちろん奈々には内緒なの。
ただ遊びに来てねって言ってるだけ！」
《わかった、お前ん家だな。じゃあ
杉田引き連れて来るわ。プレゼントも買ってくる》
「りょーかい！あ、よかったら孝宏さんに電話して
連れてきてよ」
《なんで櫻井さん？》
「いや…このところ会ってないから、
会いたいなーなんて！」
《ふーん？妬けるな〜》
奈々が気があるとは言えなかった
「何言ってんの！はよ電話しろ」
《はいはい、同い年で俺に命令できんのは
お前だけだわ。んじゃな》
「さんきゅ！じゃあ後でね〜！」
Aは麻美子が来るまで台本チェックをしていた。
＊＊＊
中村達ご一行の様子──
「中村、待たせたね」
杉田がSEGAの入口前に来た。
「杉田、わりいが予定変更だ」
「え？」
「今日水樹さんの誕生日だから、プレゼント買って
Aの家に行くぞ」
「なん、だと？そうか！水樹さんの誕生日かっ。
ってことは…み、水樹さんはAちゃんの家に!?」
杉田は七井さんからAちゃん呼びをするようになった。
「そういうことだ。さ、櫻井さんに電話しよ」
中村は櫻井さんに電話する
《おう、中村どうした？》
「櫻井さん、今日暇ですか？」
《今から飲みに行こうとしてたとこ。
寂しく一人で。一人で！》
一人で！と強調する櫻井さん
「Aん家で水樹さんの誕生日会するんで、
よかったら櫻井さんもどうですか？」
《お、マジで？いいよ！
じゃあ奈々のプレゼント買いに行く？》
「はい、行きます」
《じゃあ車で迎えに来るわ。
どうせSEGAにいるんだろ？》
「そのとおりです。杉田とお待ちしてます」
《了解》
電話を切った。
「今から櫻井さんここに来るって」
「わかった。少しゲームしてく？」
「そうだな。スト2でもしようぜ」
「うん」
「ところでよ」
「なに？」
中村は疑問に思うことがあった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りさち(プロフ) - はじめまして！私も良平さんファンなので、読んでてニヤニヤしちゃいました！あと勝手ながらボードの方にもメッセージ送るで、読んでくれたら嬉しいです。 (2019年8月9日 14時) (
レス) id: 41b914f6ac (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - 雨さん» はじめまして！良平さんとてもカッコイイし、良い声してるし、演技も上手ですよね(*^^)こちらこそコメントありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: 3b75873965 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 初めまして！良平さんファンなので、とても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: ea14547cbd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：touko. | 作成日時：2019年8月5日 21時
