seigaku.22 ページ22
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「Aちゃん、大丈夫かい?」
「周助くん…大丈夫、手塚君が助けてくれたから」
「さっきまで英二の隣に居たのに、
手塚ものすごい速さだったね。君からかなり離れてたのに」
「そうだね。びっくりした」
「…手塚に惚れちゃった?」
「え…何言い出すの?突然」
「いやごめん。なんでもないよ」
不二は少し焦っていた
告白してしまおうかとも思うが、振られるのは
なんとなく分かる
「不二、河村と練習試合だ」
「うん、わかった」
不二はコートへ行った
「水野」
「ん?」
「本当にすまなかったな。さっきは」
「いいよ、気にしてない」
申し訳なさそうな顔をする手塚に、
Aは笑って気にしてないという
「不二と河村の試合で最後だ。終わったら送らせてくれ」
「え?大丈夫なのに…」
「方向は同じだから問題ない」
「フフ、頑固ね手塚君」
「そ、そうだろうか…」
話していると、
「手塚君、ちょっと来て!」
というマネージャーの麻沙美
「ああ。じゃあ後でな」
「うん」
手塚は麻沙美の元へ行った
特に用もないというのに手塚を呼ぶのだった
**
Aは部員達がよく使う水道の所にいた
汗をかいた手塚が来た
「手塚君」
「もう少し待ってくれるか?今から着替えてくる」
「うん、いいよ」
手塚は眼鏡を外し、顔を洗う
「手塚君、タオルは?」
「部室にある」
「私のタオル貸してあげるわ」
「ああ、すまない」
タオルを渡した時に目が合う
「っ!」
「ん?どうした」
「いや…なんでもないの/」
「?」
眼鏡を外したところを初めて見たAは
(手塚君かっこよすぎる。眼鏡を外した所なんて…
すごくレアだ。あー絶対顔赤いのバレた…っ)
手塚は眼鏡を外すとボヤけて見えるので、
Aが顔が赤い事には気づいていなかった
タオルを貸したのはいいが、リラッ○マ。
「フフフフ…」
「なにを笑っている」
「いや手塚君がリラッ○マのタオル使ってるのが
合わなくて面白くて…あははっ」
「なんだキャラクターのタオルなのか。
ぼやけて全然見えなかった」
「そ、そんなに目が悪いの?」
「ああ、かなり悪いんだ。眼鏡をかけて1.5だ」
といって、眼鏡をかけた
「タオル、助かった。ありがとう」
「うん」
「部室の前で待っててくれ。すぐに着替える」
「わかった」
手塚の準備を待った
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赤 - 声のほうの小説も続きが見たいです… (2020年7月18日 0時) (レス) id: 8e11450e23 (このIDを非表示/違反報告)
yukinem(プロフ) - 更新ありがとうございます!!!楽しみにしています! (2020年5月22日 23時) (レス) id: 306a0f46b6 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - うたプリ大好き?さん» お返事遅くなりました!少しずつ更新していきます!ありがとうございますっ (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - yukinemさん» お返事遅くなりました!ありがとうございます!! (2020年5月22日 23時) (レス) id: 4e969b708c (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年1月16日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:touko. x他1人 | 作成日時:2019年6月7日 20時