black.126［探偵たちの夜想曲］ ページ26
それから3日後の夜
今日は昴が炊事当番。晩御飯はシチューらしい
出来るまでの間、Aは博士の家に遊びに来ていた
「少しは私への警戒は解けたかな？哀ちゃん」
「ええ多少はね。
正直あなたより、あの昴って人が怪しいわ…」
「え？」
「感じるのよ、組織のオーラが」
「私はずっと昴さんといるけど何も感じないわ」
Aは組織にいた期間が浅い為か
昴に対して何も感じなかった
「昴君はとてもいい人だと思うんじゃが…」
「そうですよね！ほら、博士も言ってるわよ？」
「とにかくまだ、信用出来ないわ」
すると博士のスマホに着信が入る
相手は蘭だった
「ん？蘭君からじゃ」
「珍しいわね…」
蘭からの着信は滅多にない
新一のことを聞くときぐらいだった。
「もしもし蘭君か？」
『博士！大変なのよっ
コナン君が殺人犯に誘拐されちゃったの!!!』
「何ぃ!? コナン君が誘拐されたじゃと!?
しかも殺人犯にか!?」
「えぇ!?」
(工藤君が誘拐された？)
『う、うん…だからコナン君の探偵バッジを
追跡眼鏡で追って欲しいの！』
「よ、予備の眼鏡で追跡できるが…」
『あ、ごめんキャッチホン！コナン君からかもっ
場所がわかったら連絡してっ』
「わかった！」
蘭から電話を切った
「博士、コナン君が誘拐されたの⁉」
「そうなんじゃ！とにかく追跡眼鏡を使って…」
「でもどうやって追跡する気なのよ！
博士のビートル、今修理に出してるんじゃなかった？」
「あ、ああ…こうなったらタクシーに
無理を言って追うしか…」
博士の車は修理中。
Aの車で追おうと提案しようとしたが…
「では私の車で追いますか？」
「！」
「す、昴君」
「すみません、菜々さんを呼びに行くついでに
クリームシチューのお裾分けに来てみたら、
戸口で何やら不穏な会話が耳に入って…」
鍋つかみで鍋ごと持ってきていた昴
「さあ、追うなら早く…」
すると灰原が博士の後ろで
「じゃあ車のキーだけ貸しなさいよ
私と博士で追跡するから！」
「私も行くわよ哀ちゃん。コナン君が心配だもの！」
「わ、わかったわ」
「貸してもいいんですが、あの車は癖があって
私の運転じゃないと」
「だったらワシと昴君と菜々君で追跡を…」
だが昴は灰原に視線を向けて
「ええ、それでも構いませんよ…
君が1人でここに残って、あの子の安否報告を
やきもきしながら待っているつもりならね…」
「……」
「よければ君も一緒に行くのをお勧めしよう
もちろん無理強いはしませんが。
あ、菜々さんは強制ですから」
Aがついて行くのは強制らしい
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poco(プロフ) - 初コメ失礼します！とても面白くてすぐ読み終わってしまいました！続きが気になります！更新楽しみにしています！ (4月23日 4時) (
レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ゆかさん» 大好きと言って頂き恐縮です！ありがとうございます＼(^o^)／ (2020年2月28日 0時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - お話大好きです！楽しみに更新待ってます。 (2020年2月27日 22時) (レス) id: 44e2ced5af (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます！ (2020年2月5日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - こんには、お久しぶりです。ベルモットです。引き続き読ませて頂きました。 (2020年2月4日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kyoko.
| 作成日時：2019年5月22日 20時
