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black.125 ページ25

書斎にて

「新ちゃーんAちゃーん、おまたせっ」

「母さん遅かったな。昴さんと何話してたんだよ」

「うーん?色々よいろいろ!」

「ふーん」

Aは昴が近くに居ないと言う事を悟った
でないとコナンの事は"新ちゃん"とは呼ばないだろうと
思ったのだ。

「有希子さん、変装のチェックお願いします」

「OK!」

有希子はチェックし、特に問題なく出来ていると答えた

「問題ないならもう帰るんだろ?」

「あら、新ちゃんはもう私に帰れって言ってるの?
冷たいわね〜」

「いや…そういうわけじゃ」

「あなた達にお土産持ってきたのに〜」

「お土産…ですか?有希子さん」

「ええそうよ!」

有希子が持ってきたお土産は…


「じゃーん!これよっ」

「なんだこれ?」

有希子が見せたのは指輪だった
しかしよく見ると…

「これって…ベルツリー急行のパスリング⁉」

「マジかよ…すごいな母さん!」

「優作が取ってくれたのよ♡
Aちゃんと昴君の分もちゃんとあるわよ!」

「わあ、嬉しい!ありがとうございますっ」

ベルツリー急行は豪華列車らしい。
オーナーは鈴木財閥、園子の父親だという

「またあそこか。さすが鈴木財閥だな」

「そうね。私もその日はまた帰国するから、
よろしくね?新ちゃん!」

「ああ、わかったよ」

ベルツリーの日はまだ2ヶ月先である
それはさておき、有希子がいきなり
Aに質問をする


「ねえAちゃん」

「はい?」

「まだ赤井君のこと好き?」

「え?」

「昴君のことどう思ってるのかなーって
思ってね?」

(何聞いてんだよ母さん;)

「昴さんの事、何とも思ってないっていうのは
嘘になるんですけど…この前も首にキスされちゃったし…
どうしてあんな事するか分からなくて」

「昴君、Aちゃんのこと好きなのかもよ?」

「ま、まさか。でも、私は秀が好きだから…
死んだ今でも彼が好きなんです!
秀以外の人は考えられないんです…私」

「そう…赤井君は幸せ者ねっ」

「え?」

「これからも想い続けてね?
そしたらきっと、いい事があるから!」

「いい事、ですか?」

「ええ、とってもいい事があるわよっ
そのうち解るわ!」

「は、はあ…;」

ニコニコしながらそう言われた

ベルツリー急行のパスリングを渡し終えた有希子は
アメリカに帰っていった


「コナン君、いい事ってなんだろうね?」

「さあ?分からないけど…
赤井さん関連かもしれないね?」

「どういう意味?」

いつか沖矢昴が赤井秀一と言う事を
有希子はバラすつもりかもしれないと
コナンは思った

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poco(プロフ) - 初コメ失礼します!とても面白くてすぐ読み終わってしまいました!続きが気になります!更新楽しみにしています! (4月23日 4時) (レス) id: 7086e430c4 (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ゆかさん» 大好きと言って頂き恐縮です!ありがとうございます\(^o^)/ (2020年2月28日 0時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - お話大好きです!楽しみに更新待ってます。 (2020年2月27日 22時) (レス) id: 44e2ced5af (このIDを非表示/違反報告)
touko(プロフ) - ベルモットさん» ありがとうございます! (2020年2月5日 22時) (レス) id: bc4bf8fc59 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - こんには、お久しぶりです。ベルモットです。引き続き読ませて頂きました。 (2020年2月4日 20時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:kyoko. | 作成日時:2019年5月22日 20時

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