389話だ ページ47
ぜ、ぜつめい…？
ぜ、絶命って命を落とす方の絶命だよな！！
って、はっ？はあぁああ！？？？
ま、ままマジかよ！！え、えええ！！
動揺のあまり、恭弥と零の名前を呼んでしまったのは仕方がないと思う。うん。
「そ、そんな！」
「ど、どーゆーことだよ！ 大空戦なのに、どうしてみんながこんな目に！！」
「大空であるボスの使命だからです。晴・雷・嵐・雨・霧・雲。全てに染まりつつ全てを飲み込み包容することが大空の使命」
「守護者全員の命がボスの手に委ねられる戦い。それが大空戦なのです」
「委ねるって、こんなの！！」
そうだ……こんなの。間違ってる。
つまりアレか。部下の命はボンゴレのボス(候補)であるツナとヴァリアーのボスであるXANXUSの手にかかってるってことか。……胸糞悪いルールだな。
「毒の進行を止める方法が一つだけあります」
チェルベッロの言葉にツナは反応した。
「リストバンドの凹みにリングを差し込めば内蔵されたデスヒーターの解毒剤が投与される仕組みとなっています」
とここで零が待ったをかけた。
「おい。俺の凹み7つあるんだが……」
「零氏のリストバンドは特別に作られており、1つのリングを差し込むごとに解毒剤が少しずつ投与されていく仕組みとなっております」
「つまり晴・雷・嵐・雨・霧・雲、そして大空の7つ全てのボンゴレリングをその凹みに差し込まなければ完全な解毒剤は投与されません」
なるほど。だから特別なのか。
「……この戦いでは大空のリングだけでなく、守護者のリングも重要な要素になってくるんだな」
「その通りです。そして、大空戦の勝利条件はただ一つ。ボンゴレリング全てを、手に入れることです。
このチェーンに全てのボンゴレリングをセットできます」
そう言ってポケットから取り出すは一本のチェーンだ。それをツナに差し出す彼女にツナはジッとチェーンを見つめた後、わかったと受け取った。
「早くしないとみんなが！！」
「では最後に一つだけ勝負開始後はいっさの部外者の外部からの干渉を禁止します」
「特殊弾も然りです」
チェルベッロの言葉にリボーン先生は了解したぞと頷く。ツナはというと大空のハーフボンゴレリングが倒されているチェーンに首にかけチェーンの先端と後端をベルトループに引っ掛けていた。
……その次の瞬間、XANXUSがいきなりツナを力一杯殴りつけた。それによりツナは吹っ飛び校舎の壁に激突。ドゴォッと爆音が響き壁が砕けた。
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ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か雲雀の姉か妹か娘がヒロアカかワールドトリガーかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも頑張ってください (2018年4月2日 21時) (
レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっくりノワール×夜野兎 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年1月19日 23時
