386話 ページ44
零side
昼あたりに骸に甘えつつゴロゴロと過ごしていたら、ベルが黒曜ランドに突入してきてそのままVARIAのところに誘拐。通算2回目だな。
で、11時になるまでしょうがねぇからゴロゴロしようと思ったらXANXUSに骸がどういう奴かなんだか問い詰められるし……。お前は俺の父親か！！
ちなみに母はスクだな。
「では、大空戦を始めましょう。」
なんて脳内で茶番を繰り広げていると話しがポンポンと進んでいる。
そうチェルベッロが言うと、沢田が抗議する。
が、すっぱり拒否され、守護者のリングは回収されるらしい。
「死にものぐるいで取ったこのリングを返せというのか？」
「真の守護者であるならば、心配する必要はないでしょう。
最終的に、ボンゴレリングは必ず持つべき主人の元へ行くのです。」
「………？」
着々と、リングを回収するチェルベッロ。周り回って俺のところへ来る。
『俺のリングは外れないが、どうする。』
俺の指から離れないこのリング、無理矢理取ろうものなら俺の指が取れるぞ。
「問題ありません。」
そう言って中央にいき、俺たちが見えるよう、少々上向きだが縦にする。
「たしかに。」
「それでは、大空戦のルールを説明させていただきます。大空戦も他のリング同様、リングを完成させることが、勝利条件の一つとなります。」
……一つ、な。
「ただしフィールドは、学校全体。」
「広ぇな。」
「………。」
「広大なフィールドでの戦いを観戦できるよう、観覧席と各所に小型テレビと大型ディスプレイ。そして、守護者の皆様にはカメラ搭載型モニター付きリストバンドを用意しました。」
そう言うと、もう一人が俺にリストバンドを渡して来る。
他の奴との変更は……パッと見ないか。
一応、今回だけ革手袋をしてきたから、厚いところにリストバンドを嵌める。焼け石に水だろうがな。
「では守護者の皆様はリストバンドを装着し次第、各守護者戦が行われたフィールドに移動してください。」
「ぬ？フィールドだと？今更、どう言うことだ？」
「質問は受け付けません。従わなければ失格となります。」
質問はなし……。
でも、じゃあ俺はどこに行きゃいいんだ？
「ったくムカつく女だぜ。」
「見てるだけじゃなさそーじゃん、楽しみ。な、零。」
『俺に同意を求めるな。ベル。』
そう言うと、しししっ、と笑って言って言ってしまう。
はぁ……。いいけどよぉ…。
『俺はどこに行けばいい。』
取り敢えずこれを聞ければいいか。
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ミリア - 凄く気に入った作品で続きが楽しみですもし今後他の作品を作る予定があったらリボーンのツナ♀逆行か雲雀の姉か妹か娘がヒロアカかワールドトリガーかアニメKとコラボかトリップか転生した作品が読んで見たいです説明が下手ならすみませんこれからも頑張ってください (2018年4月2日 21時) (
レス) id: 673ec4ec31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっくりノワール×夜野兎 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2018年1月19日 23時
