妖怪が目覚めた日…5 ページ7
ー夕方ー
帰宅路にまなが蒼馬を蹴りながら歩く
まな「おい!あんたの弟、また裕太君をいじめたでしょ!?」
蒼馬「俺に関係無いよ」
まな「あるわ!兄貴だろ!?」
鴉の大群が空を舞い電柱のライトが辺りを灯す。
すると、カランコロン…と獣の足音が響き渡る
二つの音が聞こえてくるとまなと蒼馬はビクッと体が反応する
裕太『鬼太郎はカランコロン…Aは獣の足音と一緒に来てくれるんだって』
裕太の言葉を思い出し二人は恐る恐ると後ろを振り向くと…
誰もいなく、ホッと息を吐き前を向く。
すると、
目の前に古めかしい服装の男の子と、着物を着て狐の耳と尻尾を生やした女の子が立っていた
二人は驚き、蒼馬はその場を急いで逃げ去った
まな「あ、あんた達誰よ!」
二、三歩前に出るとライトの光が素顔が露わになる
鬼太郎「ゲゲゲの鬼太郎だ」
A「A。まみって貴方?」
まなはジト目になりAの頬を摘みグニューッと引っ張る
まな「まなだよ!犬山まな!」
目玉おやじ「手紙をくれたのはお嬢さんかね?」
鬼太郎の髪の毛から目玉おやじが出てきてまなは瞬きをし驚いて後ろへ下り膝を折り頭を手で抑える
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年3月31日 23時