ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫 (ページ8)

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妖怪が目覚めた日…6 ページ8

まな「え！？何、今の？め、目玉が喋る！？無い無い無い！！あり得ない！！」

鬼太郎とAが近寄りまなはドキッと反応する

鬼太郎「驚かせてすまない。これは僕の父さん…そして隣にいる彼女の育ての親だ」

一瞬間が空く…

まな「…無い無い無い！！あり得ない…目玉だけのお父さんと育ての親が居る筈ない！！」
目玉おやじ「そんなに驚かんでものぉ…わしはこの鬼太郎とAの父じゃ。目玉おやじと呼ばれておる」

まなは近寄り指をソッと出し目玉おやじにツンツンすると、目玉おやじは擽ったそうに笑う

まな「本物！？特撮？…それとも夢！？」

自分の頬を引っ張るまなに目玉おやじは溜息を吐く

目玉おやじ「はぁ…お嬢さん。見えている世界ばかりが全てじゃないぞ？見えない世界というものもあるんじゃ。人間が木になってしまうという手紙を受け取ったがそれは本当かね？」

まなは、これ見て…とスマホ携帯を取り出すと目玉おやじは珍しい物でも見る目をしていた

目玉おやじ「ん？それは何じゃ？」
まな「え？スマホだけど？」
目玉おやじ「ほぉ。テレビも小型になったもんじゃなぁ」
まな「テレビじゃないよ。電話も出来るし、渋谷のカメラだって見られるし」

目玉おやじ「し、渋谷の様子をこんなちっこいモンで見る事が出来るのか！ほぉ。便利な時代になったもんじゃ」
まな「兎に角見て！」

三人にスマホに映っている人間が木になった場面を見せる