ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫 (ページ44)

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たんたん坊の妖怪城…10 ページ44

その場に倒れたAはたんたん坊達を睨む

たんたん坊「これでようやく揃ったぞ！最後の柱、妖力の要柱が！！」

たんたん坊の目が赤くなりAが倒れている地面が波打つ

A「…鬼太郎…」

力が尽きてしまいAは目を閉じる…地面に沈み、柱の中心から大きい柱が出てくる

柱が全て揃い、赤い妖気が立ち上がる。

その頃鬼太郎はカラスに乗りスタジアムの工事現場へ向かっていた

目玉おやじ「急ぐんじゃ！この事件の中心はおそらく…」
鬼太郎「父さん！アレを！」

スタジアムから赤い妖気が立ち上がり妖怪城が這い上がってきた。

鬼太郎は近くのビルの屋上に降りる

目玉おやじ「妖怪城が封じられた山は人の手で見る影も無くなっておる。コンクリートはセメントに砂利を混ぜたものじゃ。セメントは石灰岩、砂利は山の岩を崩して作られておる。その材料の中に、妖怪城を封じた岩が混ざり、結果奴らの欠片を含んだコンクリートが彼方此方の建物の建設に使われた。だから欠片を含んだ場所ならどこでも出入りが出来たし操る事が出来たのじゃ。そしてその材料が最も沢山使われたのがおそらく…」