ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫 (ページ42)

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たんたん坊の妖怪城…8 ページ42

まな「A…。Aって優しいんだね」
A「え？そうかな？」
まな「うん…最初会った時は、冷たかったり大人っぽいなぁって思ってたんだけど…本当は、優しくて可愛いんだなって思っちゃった」

A「か、可愛い？…そ、そうかな？///」

Aは顔を赤く染めてしまい咳払いをして話を変える

A「取り敢えず、その柱を調べよう？あ、後、何が起こっても私の側から離れないでね？約束だよ？」
まな「うん！」

Aの約束事を頷き、二人は問題の柱へと向かう

トラックまでやって来て柱の側まで走る

A「これ？」
まな「うん。他の人には見えてなかったみたい」

A「…一？」

すると、沢山の子供の助けてという声が聞こえてくる。まなは辺りを見渡し柱へと近寄り耳をくっ付けると人間の子供の声が響く

まな「っ！A、これって…」
A「行方不明になっていた子供が柱になって閉じ込められてる…まなちゃん、猫娘にメッセージで送れる？」
まな「分かった！」

スマホ携帯を取り出し、写真を撮り、柱の中に子供が捕らわれているメッセージを打つ…すると背後から忍び寄る白い蛇が二人の足に巻きつく

「おやおや、こんな所に妖怪と小娘が二人。ふくふくしてて美味そうだ。喰っちまおうかねぇ？」

二人の背後には、二口女とかまいたちの姿があった