輪廻眼の姫君4 【呪術廻戦】

起首雷同…8 ページ14

「八十八橋って言ってたから…！本っ当良かった！！」
伏黒「……藤沼？」


A達が首を傾げ、伏黒の同級生だと紹介され…同級生の藤沼という女性はペコッと頭を下げる。


藤沼「よかった…覚えてくれてて」
「昨日、姉ちゃんに伏黒さんの話したんですけど」
藤沼「あの…森下さんって近所でお葬式やってて……その人と八十八橋のこと調べてるってこの子から聞いたから…何か関係あるのかなって…」


チラッとAと目線が合い、首を横に振られあえて知らない様子で関係について問いかける。


藤沼「森下さんが亡くなったことと橋が…」
伏黒「関係ない。俺達はただ…」
藤沼「私、行ってるの。中2の時…夜の八十八橋に」


藤沼が夜の八十八橋に行っていると発言し、釘崎は分かりやすく顔に出てしまったが気づかれることはなかった。


新田「最近何かお家で変な事ないっスか？家族の中で自分だけが感じる違和感とか」

藤沼「！！…私の家、地方のアンテナショップやってるんですけど、私が帰る時だけお店の自動ドアが開きっぱなしなんです。お父さんもお母さんもたまたまだって言うんですけど、絶対何かいるんです。怖くて…そんな時、伏黒君の話を聞いて…八十八橋のこと思い出して」



自動ドアはいつ頃からなのかと新田が問いかけると、丁度1週間前から1日置きだと応える。



A(被害者4人共、異常発覚から亡くなるまで最低でも2週間は空いてる)
虎杖(まだ少し余裕あるな)


釘崎「当時、八十八橋に1人で行ったわけじゃないわよね？誰と行ったか覚えてる？」
藤沼「あの…やっぱり何か関係が…」


新田「自動ドアとはね！でも、森下さんが亡くなったのには関係ないっスよ！」

藤沼が不安げな表情をした瞬間、新田が明るい笑顔を見せる。


新田「でも、色んな人の話聞きたいから一緒に行った人教えてほしいっス。


(嘘つくからには助けないと…！)」

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