告白…8 ページ36
五条「A、渡したい物があるんだ。左手出して」
スッと左手をそのまま出すと五条はクスッと笑う。優しく手を取り手の甲を上になるように返し、左薬指に指輪をはめる。
Aの薬指に透き通った青い石”アパタイト”が装飾された指輪がはめられる。
A「先生…これ」
五条「昔はさ、ずっと一緒にいて守ってあげられたけど…今はそうもいかないでしょ？だから、僕がそばにいない時…この指輪が君を助けてくれる」
「僕の呪力が付与されてるからね」と付け足されAは少し驚いた表情で五条を見つめる。
五条「それと……僕の気持ちでもある」
A「先生…」
五条「君だけは失いたくない……だから受け取ってくれない？」
薬指にはめられた指輪を見てキュッ…と握りしめる。
A「ありがとうございます…とっても嬉しいです」
幸せそうに微笑むAを見て五条は目を開き…そして、無言の空気が流れ突然、ギュッと抱きしめられる。
A「え…せ、先生」
突然抱きしめられて困惑するAを優しい手つきで頭を撫でる。
五条「君さ、自分が今どんな顔してるか分かってる？」
A「か、顔ですか？鏡がないので…分からないです」
五条「だよね〜…うん」
A「…？」
五条「すっごい可愛い顔してんの…」
自分の頬に熱がこもる…五条の顔が肩から離れる。その表情は愛おしい人を見るような…頬をうっすらと染めており、Aの頬にスルッ…と手を擦り寄せる。
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プスメラウィッチ - 勿忘草さん、この小説は渋谷事変編は曲げて欲しいです。できれば五条悟は封印しないで欲しいです。お願い出来ますか(＞人＜;) (2021年9月2日 5時) (
レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
key - いつも楽しませてもらってます。 (2021年8月29日 15時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっしー(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読んじゃいました。更新を楽しみにしてます。頑張ってください。 (2021年8月22日 8時) (レス) id: c013908320 (このIDを非表示/違反報告)
Kazunoko(プロフ) - 初コメ失礼します！Kazunokoと申します。いつも楽しく読ませていただいてます！シリアスで重い展開、好きなのでありがたいです！これからも楽しみにしています！頑張ってください！ (2021年8月21日 19時) (レス) id: 38c9d09af9 (このIDを非表示/違反報告)
識(プロフ) - ほんっとうに面白いです！！！応援してます！！ (2021年8月18日 14時) (レス) id: 8de27f30e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2021年8月9日 15時
