輪廻眼の姫君3 【呪術廻戦】

規格外…1 ページ19

その頃、花御と戦闘中の虎杖は東堂の術式「不義遊戯」で僅かに押していた。


だが、戦いの愉悦を見出した花御は大量の種子を出現させ、東堂は術式を使用し花御と虎杖を入れ替えた。


花御(術式開示は嘘偽！自分以外の者同士でも入れ替え可能なのか！！)
虎杖「東堂！！(俺を庇って！)」


東堂(心配無用さブラザー！俺が本気で固めた肉体と呪力ならばこの程度の種子！弾いてみせるさ！！)




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「本当に？」



振り向くと教室の扉には高田ちゃんが立っていた。

東堂「たっ…高田ちゃん！！」
高田「Aちゃんの傷口、覚えてる？」
東堂「覚えているとも！！今まさに俺に打ち込まれようとしている種子！だからこうして……」


高田「でもさ、Aちゃんに打ち込まれた種子と少し違わない？それに、ちょっと成長してたようにも見えなかった？」


高田ちゃんの鋭い指摘に東堂はハッと目を開く。


Aに打ち込まれた種子は姿形は同じでも東堂に打ち込まれようとしている種子とは少し違し、そして、少し成長していたことを思い出す。



高田「血液を吸って成長したのかな？あり得なくはないね。でも、相手は呪霊だよ？



一番可能性が高いのは？」






ピーンと閃いた東堂は指を鳴らしこう答えた。



東堂「呪力！！」






その間、0.01秒。




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