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自分のために…10 ページ21

A「…」





ーーー


「俺だけを愛し…俺もお前だけを愛そう」


ーーー


誰かが誰かに呪いの言葉をかける…そんな夢を見たAは、ゆっくりと目を開けると自分の部屋…そして、ベッドの側には見舞いに来た伏黒が座っていた。

A「伏黒…くん?」
伏黒「大丈夫か?」
A「うん…伏黒君は?」
伏黒「俺も平気…だけど、そのっ…」
A「心配して来てくれたの?」
伏黒「そりゃ……仲間だし」


「ありがとう」とお礼を言うと伏黒も少し照れた表情を浮かべていた。他愛もない話をしていると隣部屋から話し声が聞こえてきて外に出る。

同時に隣部屋から五条と虎杖が出てくる。

伏黒「げっ……」
A「あ……」
虎杖「おっ!A、伏黒!!今度こそ元気そうだな…あれ?2人共、同じ部屋…ってことはつまり…」
伏黒「違ぇよ」

まだ何にも言ってない…と不貞腐れる虎杖に言わずもながら大体察している伏黒は五条の鋭い視線にも気づいた。

伏黒「見舞いに来ただけですよ」
五条「へぇ〜?見舞いに…ね?」
伏黒「一々、嫉妬してこないで下さい…迷惑ですから」

嫉妬するくらいならもう少しAに優しく接しろと言いたかったが、言って出来るものならここまで拗れていないと思い、言葉を呑み込む。

虎杖「Aの部屋ってシンプルでいい感じの部屋だな!」
A「あ、うん…物はあまり置く方じゃないから」
伏黒「女の部屋を勝手に覗くなっつーの!!」

虎杖がAの部屋を覗き見る姿を見て扉で思いっきり挟んだ。

五条「まっ!いいっしょ!!それより明日はお出かけだよ!


4人目の1年生を迎えに行きます!」












「盛岡までで既に4時間…ようやくあのクソ田舎ともおさらばね。午後には東京かぁ…スカウトされたらどうしよ?スタダとか!」

感謝と呟き→←自分のために…9 ー五条sideー



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勿忘草(プロフ) - 七瀬さん» コメント、アドバイスありがとうございます。そうですね…オリジナルの台詞を言うとでしゃばってるようにも見えて入れようか迷っていたんですが、今回のアドバイスのおかげでもう少し入れてみようと思います!本当にありがとうございます! (2022年2月10日 8時) (レス) id: d96a732bee (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - 話はとても面白く読ませて頂いてます。ですが、夢主ちゃんの台詞に伏黒のものを使うのでは無く、もう少しオリジナルの要素を入れては如何でしょうか?烏滸がましいようですみません (2022年2月9日 14時) (レス) id: 533f974434 (このIDを非表示/違反報告)
凪々瀬(プロフ) - 鬼太郎小説の時からファンで読んでます!見つけられて嬉しいです!!頑張ってください!! (2022年1月3日 18時) (レス) id: a9a880df8f (このIDを非表示/違反報告)
もか(プロフ) - すっっごく面白いです!! 続き、楽しみにしてます! 頑張ってください!! (2021年7月10日 2時) (レス) id: 8b2c2b6b99 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白くて一気に読んじゃいました、続きを楽しみにしてます (2021年7月6日 15時) (レス) id: c5820b78bf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2021年7月4日 23時

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