輪廻眼の姫君 【呪術廻戦】

呪胎戴天ー弍ー…7 ページ45

気落ちしている3人の前に1人の生徒が現れる。その生徒は、Aの実の姉である禪院真希であった。



A「ぉ……真希さん」
真希「私を名前で呼ぶな。お姉ちゃんって呼べ」

幼い頃、家を追放された身のAにとって姉の前で″お姉ちゃん″呼びに躊躇いがあり名前呼びをするが真希は気に入らなかったらしい。

「真希！真希！！」

真希が振り返ると遠くからパンダと1人の男子生徒が声をかける。

真希「今、妹と話中だ」
「し、知らないのか！？A達が暗いわけ！」
真希「なんのことだ？」
「マジで死んでるんですよ！昨日！一年坊が1人！！」
「おかか」

本当にお通夜だと知った真希は冷や汗を流し機械じみたようにギギギっと振り返る。

真希「は や く 言 え や！！


これじゃあ私が血も涙もねぇ鬼みてぇだろ！！」
「実際そんな感じだぞ！？」
「ツナマヨ」

口論し始め見慣れたような表情をするAと伏黒に釘崎は指をさす。

釘崎「何…あの人達」
伏黒「二年の先輩」


「Aだけじゃなく後輩にはもっと優しく接しないと」
真希「A以外に優しくしたことねぇんだよ…」
A「姉の禪院真希さん。呪具の扱いなら学生一」



「すじこ」

A「呪言師・狗巻棘先輩。語彙がおにぎりの具しかない」



「でも、憂太といる時は少し丸くなるよな〜」

A「パンダのパンダ先輩。




あと、乙骨先輩っていう尊敬する人がいるんだけど…今、海外」
釘崎「A、パンダをパンダで済ませる気か？」

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