第8話 亀裂…8 ページ49
A「Knights。学院内でも長い歴史を誇るユニットで全員が相当な実力者…今はある事情でリーダーが不在。本来の5人組じゃなく4人組の状態だけど、今回の優勝候補と言われてる。これはいきなり雲行きが怪しくなってきたね」
スバルがKnightsを前にしても怖じけず、威勢を出していると鳴上が駆け寄る
鳴上「きゃーっ！見て見て司ちゃん！あの対戦相手の子ったら超張り切っちゃってるわよ？可愛い〜！頑張る男の子は世界の宝よね」
鳴上に投げキッスをされ威勢が解け唖然とするスバル
司「私としては、隣の妙な覆面の方が気になりますが…ふむ。油断出来ませんね。獅子は兎を狩るのにも全力を尽くす。私も最大限にexciteします」
凛月「あ〜あ。如何でも良いんだけどセッちゃんとかは？サボって良いなら俺も休んでいたいんだけど…」
零「おーい凛月！お兄ちゃんじょ〜〜！！」
零が凛月に抱き着こうと飛びつくが凛月はスッと避ける
凛月「誰」
零「何て事言うの凛月…お主のお兄ちゃんじゃよ〜？」
凛月「迷惑だな…通報する？」
鳴上「あらあら。あんまりお兄さんと仲良くない感じかしら？」
スバル「おいKnights！ウッキーは何処にいる。そっちに移籍したんじゃないのか！？」
スバルが声を上げ鳴上は怖がったフリをし司に抱きつき守ってと乙女な声を出すが司自身は溜息を吐く
司「鳴上先輩は私より体格も良く、喧嘩も強いでしょう。正直私が守る必然性を感じませんが？」
鳴上「も〜意地悪！男の子に守って欲しいっていう乙女心が分からないの？」
司「鳴上先輩は乙女ではありません」
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作者名：勿忘草
| 作成日時：2020年1月1日 16時
