【あんスタ】天才の喪失2 (ページ15)

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第5話マリオネット～前編～…10 ページ15

仁兎はまた、屋上で1人歌唱力の特訓をしていた

仁兎「はぁ…(今はまだ俺達が夢ノ咲学院の頂点に
いる。でもこのままじゃいずれValkyrieは飽きられる。録音した、過去の俺の歌声しか使えないからValkyrieはいつまでも新曲が出せない。アレンジにも限界がある…。

だから…お師さんが認めるくらい歌唱力を鍛えるんだ！俺が歌える様になればValkyrieも変われる。進化出来る！

それに俺が実績を出せば、みかちんだってただのバックダンサー扱いじゃなくお師さんに認めてもらえるかも…彼奴だってアイドルに憧れてこの学院に入ったんだ。今はまだ歌声を捨てられた操り人形だけど、俺は変わってみせる。いつか…)」

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ー手芸部部室ー

みか「なずな兄、ごめんな？もう5月になってもうたけれど、コレ誕生日プレゼント！」

手芸部部室に行くとみかが仁兎に誕生日プレゼントと言い服とブレスレットを送る

みか「俺が作ったんよ～！お師さんの作った衣装、いつも着てるなずな兄には見窄らしく見えるかもやけど、一生懸命頑張ったんよ！」

仁兎はブレスレットをスッと持ち上げた

みか「それパパラチアサファイアや。なずな兄、誕生石やろ？勿論、模造品やけどお守り代わりっていうか…」
仁兎「み…み、みかちん…グスッ…ありがとう。嬉しい」
みか「なずな兄！？ごめんな！堪忍して～！」

仁兎が嬉しさのあまり泣き出してしまい慌てたみかは勘違いをして何故か謝ってしまう