ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part28

陰摩羅鬼の罠…2 ページ37

鬼太郎「この部屋だ」

鬼太郎がドアを開けると鍵が開いており奇妙な音が響いてくる

A「何だろう…この音？」
鬼太郎「…」

真っ暗な部屋の中を慎重に進み、暗闇の中でも見えるAは電気のスイッチを押すと其処には、努の生気を吸う母親の姿があった

母親「何だお前は！」
鬼太郎「ゲゲゲの鬼太郎だ！お前は妖怪だな…その子から離れろ！」

母親はニヤリと笑い努から離れようとはしなかった

A「聞く気は無いみたい」
鬼太郎「仕方がない…リモコン下駄！！」

リモコン下駄で先制攻撃をし努との距離を開けると、母親が奇声を上げ胸元が一瞬光だし、別の部屋から妖怪・陰摩羅鬼が姿を現した


陰摩羅鬼「邪魔をするな！」
目玉おやじ「陰摩羅鬼じゃ！」
鬼太郎「コイツが本体なんですね」

本体が姿を現し早く倒さねばと先走ってしまい、Aが念波珠で攻撃をしようと向かっていく…が、目玉おやじが制止の声をあげた瞬間、思いっきり陰摩羅鬼の羽で叩き飛ばされAは倒れる


鬼太郎「A！！霊毛ちゃんちゃんこ！…っ！！」


鬼太郎はちゃんちゃんこを右腕に纏わせ向かって行くと、陰摩羅鬼がAを人質にしてしまい足を止める

陰摩羅鬼「手を出せるか？」
鬼太郎「っ…」

陰摩羅鬼は鬼太郎を口で加えそのまま投げ飛ばし、窓を突き破る


窓を突き破る音がし帰らずその場で待っていたまながハッと立ち上がる



まな「A、鬼太郎…？」

陰摩羅鬼の罠…3→←陰摩羅鬼の罠…1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す