ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part28

人間消失！猫仙人の復讐…7 ページ3

猫仙人「おぉ、狐の妖怪であったか」
A「鬼太郎を元に戻してこの人間達を自由にして！」
猫仙人「コイツらに自由は無い。コレは罰なのだ」
A「ぇ…？」

イヌ科の狐…その狐の妖怪であるAを見た猫仙人はAに何故こんな事をするのかを話した


猫仙人「お前も生き物の妖怪なら知っているだろう？人間が如何に猫に酷い事をしてきたか」


猫仙人は術を使い昔の映像を流し込み話を続ける

猫仙人「かつて猫は人間に大事にされてきた。所が如何だ？わしが眠りについている間に様変わりしておった！飼い猫という言葉がペットになった途端、それは売り買いできる命になった」

目玉おやじ「だからと言って人間をこんな目に遭わせて良い訳では無い！」
猫仙人「此奴らが何をしたと思う？眠りから覚めてあの方に聞いた時は最初、耳を疑ったわ」

A「え？」


猫仙人「お前も知っているであろう。多頭飼育崩壊というのを」
A「っ！！！」

多頭飼育崩壊…その単語を聞きAは顔色を真っ青にして目を開く


猫仙人「可愛いからと飼い始めて見る見る増えていく…餌代が掛かるからと放置する。大人の猫が50匹いて子猫が数匹などという事もあると聞く」

目玉おやじ「子猫が数匹…まさか大人に！」
A「そんな人間ばかりじゃ…「そんな人間ばかりなのだ！！」」


非道な人間の話をされてしまいAは昔の事を思い出してしまい胸が張り裂けるくらい痛くドクンドクンと大きく脈を打つ

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