ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part28

六黒村の魍魎…4 ページ14

その頃、久能は自宅で虚ろな目でとある女性の壁掛け写真を見つめていた


ーーー


「此処で写真、撮らない方が良いですよ」

久能「え？」


六黒村の湖で写真を撮っていた久能に話しかけた黒髪の美しい女性…その女性を見た久能は目が離せなかった


久能「君、この村の人？写真を撮らせてくれないか？」


久能はその女性に写真を撮らせてくれと頼み込み、その女性は了承し写真を撮るとあまりにも美しい写真が撮れた


久能「君、名前は？」


水葉「水葉」



ーーー



久能(水葉…君は、何を撮っても満足出来ず死に場所を探し求めていた俺に写真家としての自信を取り戻させてくれた…そして2度目は、俺の中にある才能を目覚めさせてくれた)



久能は壁掛け写真の横に置いていた布に隠された写真…その布を取り隠れていた写真を悲しそうに見つめる



久能「(この写真で……)…でも今は、この写真が俺を追い詰めているんだ」




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Aと鬼太郎は魍魎の謎を解く為に、六黒村の湖へと足を運ぶとそこには村の住職が居た

住職「Aさん、鬼太郎さん」
鬼太郎「お久しぶりです」
住職「貴方方が来たという事は既にご存知なのですな？50年間この湖に魍魎を封じていた結界が破られた事に」

A「はい。魍魎は今ある女性の死体に取り憑いています」

すると住職は悲しい顔でやはり、そうでしたか…と言い何か知っている様な口ぶりだった

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