ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part27 (ページ9)

今日:2 hit、昨日:19 hit、合計:109,922 hit

地獄崩壊！？玉藻前の罠…8 ページ9

ーA公国公王庁舎ー

側近「本当にこのまま進まれるおつもりですか？」
閣下「私の決定に何か？」
側近「いえ！閣下の決定は絶対です！全軍を上げ侵攻作戦を遂行致します！」
閣下「宜しい。退がれ」

側近が部屋から退出し秘書が閣下を後ろから抱き締める

秘書「大丈夫。貴方は必ず勝つわ…私を信じて」
閣下「あぁ。分かっている」

秘書「うふふっ」

秘書の笑い声がし…代表の目は操られているかの様に虚ろな目をしていた。そして秘書から一本の狐の尾がなびいていた

・
・
・
・

その頃、人間界では戦争が起こるのではないかと不安と焦りで騒いでいた。そして、その不安はねずみ男も同じだった

ねずみ男「おーおー嫌だねぇ…此処まできな臭いのは80年振りだぜ」

首都官邸では総理が色んな国に助けを求めたが全て断られてしまい大慌てをしていた

その原因も全て、裏で糸を引いていた分身した玉藻前の所為であった

・
・
・
・

ーゲゲゲの森鬼太郎の家ー

目玉おやじ「これが本当に九尾の仕業なら石動零も必ず動いてる筈。彼の足取りだけでも追えれば…」
鬼太郎「でも如何やって…」
まな「私、やってみても良い？」

まなは鞄から1枚のお札を取り出す

鬼太郎「まな、その札は？」

まな「Aがもしもの時の為に私にくれたの。Aが伊吹丸さんの恋人だった人を探し当てた時、力を貸してくれたお礼だってこのお札を貰ったらしくて。このお札の力を借りて探したい物をイメージ出来れば、拝み屋の血を引く私にも使えるんじゃないかってAが言ってた……。

鬼太郎は、いつも私を事件や危ない事から遠ざけ様としてくれる…それは分かってるけど、でも、少しでも役に立ちたいの。お願い…私も鬼太郎の仲間でいさせて！！！」

まなの強い意志の言葉と目…鬼太郎は目を開きスッ…と開いた目を閉じる