九尾の狐…16&予告 ページ32
そして、その様子を見ていた鬼太郎達
目玉おやじ「これで一件落着か」
ねずみ男「でもよ、お前らいっぺん殺られちまったんだろ?良いのか?見逃して」
砂かけ「まぁ、確かに酷い目には合わされたが地獄を救った褒美にわしらもこうして直ぐに戻して貰えたんじゃ。それに彼奴はAの大事な人間じゃしのぉ」
子泣き「終わり良ければ…かの!」
鬼太郎は歩いて行く零を見つめていた
鬼太郎「父さん、彼のお陰で色んな事を考えさせられました。そして今、こうして僕が居られるのはAや父さん…みんなのお陰です。助けてくれてありがとう。これからも宜しく頼むよ」
ねずみ男「ヘッ!今更何当たり前な事言ったんだよ!?小っ恥ずかしくて屁が出るぁ!」
オナラを出す体制に入り鬼太郎や目玉おやじ以外のみんながゲッと嫌な声を上げる
砂かけ「出すな!出したらチューするぞ!!」
ねずみ男「ゲッ!!?」
砂かけ「ゲッ!!?とは何じゃ!!ディープにチューするぞ!!」
ねずみ男「ゲゲゲのゲー!!」
砂かけ「チュチュチュのチュー!!」
そんな事をしている中、鬼太郎はAの隣に降りてくる
A「鬼太郎」
鬼太郎「帰ろっか。僕達の家に」
A「うん」
差し出された手を取り手を繋ぎあって家に帰ろうとすると、あっと声を出しながら足を止める
A「鬼太郎?…っ!」
突然手を引かれ、鬼太郎に引き寄せられAが驚き目を開くと、頬にチュッとキスをされた
A「え…///」
鬼太郎「あまり僕を妬かせるなよ」
A「っ…///」
そんなやり取りを目を開きながら見ていたまなや猫娘達に気づく事は無かった
四将を巡る零と鬼太郎は幕を引き
そして、Aと鬼太郎、零…この3人の物語は一旦幕を閉じた
そして、新たな物語が幕を開けようとしていた
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ー予告ー
鬼太郎「森林開発を邪魔する妖怪と何者かの影…」
A「鬼太郎、あの妖怪は!」
次回、ゲゲゲの鬼太郎
ぬらりひょんの野望
A、鬼太郎「「見えない世界の扉が開く」」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年9月29日 10時