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九尾の狐…15 ページ31
A「零…」
零「別に今答えを聞きたい訳じゃない。だが諦めるつもりもない」
A「え?」
零「俺は諦めが悪いからな……初めて好きになったお前を鬼太郎には渡したくもねぇ。譲りたくもねぇ。だから修行をやり直して、お前を守れるくらい強くなる」
Aをグッと引き寄せ、抱き締めながら耳元で「それだけは覚えておいてくれ」と囁き、Aは顔を赤くする
零はその顔を見て満足したのかフッと笑い立ち去ろうとした
A「っ…零!!」
零「っ!!」
Aは何故かムッとしてしまい零の名を呼び駆け寄り、零の服を掴んでグッと引き寄せそして…零の頬にキスをした
零「っ…///」
A「たまには…連絡してね」
零を解放しAは頬を赤くしつつも笑みを浮かべていた。そして、零もフッと笑い歩いて行こうとしたが急に足を止める
零「そうだ。彼奴に伝えておいてくれ…その」
A「ん…?」
零「いつかはお前を倒すって!!」
良い表情になった零を見て目を開くA
A「あっ…」
そう言い残し零は再度足を動かし、旅へ出てしまった。
後ろ姿を見てAはフッと笑う
A「…またね。零」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年9月29日 10時