ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part27 (ページ4)

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地獄崩壊！？玉藻前の罠…3 ページ4

その頃鬼太郎、地獄の死神の迎えが来て閻魔の元に来ていた

閻魔「何故また此処に呼び出されたか分かってるか？」
鬼太郎「あぁ」
目玉おやじ「つまりは催促じゃろ？」

閻魔「そうだ。未だ戻らない鵺と玉藻前の魂…この2つの魂を早急に牢獄に戻さねば…大逆の牢獄は地獄の最下層をその魂の重さを持って支える役目も持っている。必要な重さが無ければ地獄の底から湧き出す霊的エネルギーとのバランスが崩れ、地獄が崩壊し、現世と繋がる可能性がある。もしこれ以上掛かるなら、Aは地獄に連れ戻し…鬼太郎、貴様を牢獄に繋ぎ代わりの重しとして全ての獄卒を地上に解き放ち玉藻前を狩るしか無いからな！！」

地獄から出て閻魔に催促されてしまい時間が無くなっている事を改めて痛感する鬼太郎と目玉おやじ

目玉おやじ「いよいよ時間が無くなってきたの」
鬼太郎「えぇ」

目玉おやじ「しかし玉藻前か…平安の世の終わりにその美貌で鳥羽上皇の寵愛を受けながら上皇の命を奪おうとした女官。その正体は、九本の尾を持つ狐だったという」
鬼太郎「殷王朝の紂王の妃・妲己として王を唆し暴虐の限りを尽くさせたと言われているんですよね？」

目玉おやじ「うむ。2000年もを超えて存在する妖狐…四将でも最も恐ろしい大妖怪。そして、同じ妖狐である練華様に依存と執着を向けていた」