ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part27 (ページ26)

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九尾の狐…10 ページ26

A「鬼太郎…」
鬼太郎「すまない遅くなった…」
A「…」

俯くAを鬼太郎は下ろす…すると鬼太郎の体内に移った砂かけ達の魂文字が光り出す

砂かけ「わしらも手を貸すぞ！」
子泣き「上手く使ってくれ！」
一反「遠慮せんで良かばい！」
ぬりかべ「ぬりっ！」

鬼太郎「ありがとう…A、話したい事は沢山あるかもしれない。けど、今は玉藻前を倒さないと現世だけではなく、地獄まで奴の支配下だ。協力してくれ」
A「……分かった」

鬼太郎の申し出を頷きながら受けるA。そんな話をしていると玉藻前が向かって来て、Aと鬼太郎は避ける

鬼太郎「砂塵扇！！」
A「紅桜！！」

2人の技が玉藻前に直撃し怯んだ隙に鬼太郎の指鉄砲とAの火龍封印を使い玉藻前の体を貫くが直ぐに再生されてしまった

玉藻前「ふふっ、此処なら中継するまでもない。直接力を引き出せる。この程度じゃ効かないよ！！」
鬼太郎「なら復活出来なくなるまでやってやる！！」

鬼太郎が子泣きの力を使い石化しながら回転し向かって行くが玉藻前に安易に弾き飛ばされてしまい、鬼太郎は岩に背を打つ

鬼太郎「うっ…！」
A「鬼太郎！」

ダメージを受けた鬼太郎に駆け寄るA。すると玉藻前が2体に増えていた事に気づく

目玉おやじ「あの2体目はもしや…分身を全て呼び戻したのか！」

玉藻前「フンッ、トドメよ！！」

2体分の攻撃がAと鬼太郎に向かって来て絶体絶命となる……すると突然目の前に1人の人影が現れ日本刀で攻撃を防ぎ、弾き返し、玉藻前は避ける