ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part27 (ページ44)

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ー新章ーぬらりひょんの野望…11 ページ44

A「赤い顔の妖怪…」
目玉おやじ「彼奴は朱の盆じゃ！」
鬼太郎「朱の盆？」

朱の盆は慌てて逃げ出してしまい、Aと鬼太郎に気づいた土転びは歩み寄る

土転び「おいA、鬼太郎！何しに来たんだ？」
目玉おやじ「土転びよ、如何やらこの山の開発は中止になった様じゃぞ！」
土転び「何、自分の手柄みたいに言ってんだ！！鬼太郎、人間の説得は無理だった様だな？」
鬼太郎「…ぁ」

土転び「やっぱりあの人に頼んで正解だったぜ。自分だったらAと鬼太郎に無い力がある…人間が此処らを開発出来ない様に直ぐにでもしてやるって」

鬼太郎「それでゴルフ場の開発工事がストップしたって言うのか？」
目玉おやじ「土転びよ、あの人とは誰の事じゃ？さっきの朱の盆か？」

朱の盆の事かと尋ねると土転びは大笑いをした

土転び「彼奴はただの使いっ走りだよ！」
A「じゃあ一体…」
土転び「ぬらりひょんさ！」

A、鬼太郎「「っ！！！」」
目玉おやじ「ぬらりひょんじゃと！？」

土転び「あの人は俺達の妖怪の為に働いてくれる。俺はぬらりひょんに付いて行くぜ！あばよ！！」

そう言い残し土転びは何処かに行ってしまい、Aは深刻そうな顔をして山を降りる

鬼太郎「A…？」