九尾の狐…13 ページ29
玉藻前に解放された閻魔大王と地獄の死神に駆け寄るA
A「お父様!!」
そして、Aは閻魔大王を抱き締める
閻魔「A…」
A「心配…したんですよっ…。お父様なら大丈夫だって頭では分かってても……お父様が気掛かりで…押し潰されそうで怖かった。私の大切な家族が…お母様に続いてお父様まで居なくなったら私…」
Aを抱き締め返し、頭に手を乗せ優しく撫でる
閻魔「すまなかった…心配を掛けたな。お前を置いて死んだりはしない。俺も死神も…」
A「はい…」
微笑ましい親子を見ていた地獄の死神は優しく笑みを浮かべていた
零「お前が取れよ」
鬼太郎「え?」
零「必要なんだろ?」
玉藻前の魂を鬼太郎に譲り、鬼太郎は玉藻前の魂をちゃんちゃんこに包み回収した
目玉おやじ「ふむ…閻魔大王や地獄の死神も無事に戻ったか。しぶといのぉ」
Aや閻魔達を見つめると、門番や獄卒達が駆け寄り…何処からか現れたいやみに抱きつかれ、地面に頭を打つ地獄の死神
A「鬼太郎」
閻魔達から離れ、Aは鬼太郎に歩み寄る
鬼太郎「A…」
A「馬鹿っ!!!」
突然、Aが怒りながら鬼太郎の頬を引っ叩き、衝動で目玉おやじが落ちたり、驚いた表情で見つめる零や駆け付けた猫娘達
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年9月29日 10時