ゲゲゲの鬼太郎 九狐の妖姫Part25

唐傘の傘わずらい…4 ページ43

人間の青年が傘を取り違え、似た傘があるのに何故分かるのか不思議でならない、ねずみ男

唐傘「彼奴、今店に入る時に差して来た傘と違う傘を持って行っちまった！！こいつは一大事だ！！」

唐傘は勝手に動こうとしねずみ男が止めに入ろうと声を掛けるが、唐傘の足の踏み場となってしまい唐傘は傘を届けに行った





バス停で待つ青年の傘と交換しようとすると向かって来た自転車に驚く…その間、青年はバスに乗ってしまい取り違えた傘は置き去りにされ…唐傘は傘2つ、両手で持ちバスを追って行った



唐傘「待ちやがれ！！」




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青年の後を追うとアパートに到着した

唐傘「この家か…全く不注意な奴だ。お前の主人は疲れてたんだ。たまには傘を取り違う事もあるさ。気にすんな…気の毒なのはお前さんの方だ。今から元の主人を探してやる事も出来ねぇ。だが、これも何かの縁だ！あの人に面倒見てもらえ」





唐傘は傘を置いて帰ろうとすると、青年が出て来て傘に気付き手に取る…その瞬間を影から見ていた唐傘は感動で涙を流す…が


「如何したの？晃ちゃん」
晃一「いやなんか…知らない傘が置いてあってさ」


自分の傘を知らないと聞いた唐傘は驚く


「誰の傘？」
晃一「知らない」


唐傘(おいっ…嘘だろ？さっきまでお前が手に持ってた傘だぞ！！？)


晃一「なんかこれ汚いな」



そうして、唐傘が届けた傘はゴミ箱に捨てられてしまい、それを見た唐傘は傘の為にも晃一に思い出させると燃え上がった

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