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女妖怪・後神との約束…5 ページ22

スマホの明かりで部屋の中を照らす…

まな「カレンダー…?」

まなはカレンダーを照らすと失踪事件の事が頭に過ぎる

まな「まさか雅も…」


そんな事を思っているとスマホの電池が切れ明かりがフッ…と消えると足元のテーブルの下に手がまなに向かって忍び寄る



まな「電池が切れちゃった…」
「出て行け」
まな「きゃっ!!!」


電池が切れ暗くなるスマホに映るのはまなの顔とまなの後ろに忍び寄ったもう1人の女性の顔。突然の顔と声にまなは驚き振り向くが誰も居なかった



「此処は私の家だ…」


まなは恐る恐る右側を振り向く…




「出て行け!!!」



すると、まなの顔面近くに逆さまの…女性の顔があった。その顔が一変し妖怪の本性を現した



まな「きゃぁぁぁぁっ!!!!!」




まなは急いで部屋から出て逃げると女性…妖怪が後を追う




まなは階段を駆け下りる…だが慌ててたのか足を踏み外し階段から落ち、痛む身体を無理させ階段下へと隠れる


「何処…?何処に行ったの?此処かしら?」


妖怪が階段下を見るとまなの姿は無かった


「あら…?」


妖怪は何処かへ行き、まなは食器棚の中へ隠れており妖怪が居なくなるとソーッとリビングから出て、壁を伝って廊下を歩き、外に出ようとした…だが


「見つけた!!」
まな「きゃぁぁっ!」

妖怪に見つかり襲い掛かってくるとまなは走り出し慌てて玄関のドアを開けようとするが何故か開かなかった



まな「開いてぇぇっ!!!!」

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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年6月1日 22時

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