～ツルネ～出来損ないのシンデレラ5【滝川雅貴，藤原愁】 (ページ37)

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矢場い…22 ページ37

雅貴「足元気を付けて下りろよ！」

佐瀬「ありがとうございましタン！」
「「「ありがとうございました！」」」

練習を終え、ペコリと頭を下げるA達

雅貴「いや、此方こそありがとう」

雅貴と別れ、石階段を下りる

佐瀬「やるだけの事はやったな」
本村「後半ただの練習になってましたけどね」
結衣「ですけどとても勉強になりました」
千一「やっぱ風舞訳分かんね」
万次「だよな～」

石階段を下りながらAは右手に出来たマメを見ていた

静弥「如何したの？A」
A「久し振りに、マメ出来た」
湊「矢数かけたからな」
海斗「初心者かよ」

愁「Aは昔からそうだね」

愁の優しい声色に気付いたのか海斗はジッと愁を見つめ、Aも優しい目で頷く

A「うん…まだ障害が治った訳じゃ無いから…無意識で力入ってたのかも」

遼平「マサさんのアレ本当かな？」
湊「あー、無我の境地を目指せって言ってたアレ？」
七緒「怪しいよ？恋愛…ましてや大人の恋と同じなんて」

A「でも、言ってる事少しだけ分かる気がする」

湊や静弥達は首を傾げ、愁はジッとAを見つめていた