魅惑の旋律 吸血鬼エリート…9 ページ28
A「あっ…何て力なの…」
締め上げられ足が宙に浮き、抵抗が出来なくなっていた
鬼太郎「っ…A」
エリート「フッ…驚いたかね?私の音響催眠術は人間を意のままに操るだけでは無く、潜在能力を極限まで引き出す事が出来る」
斗真はAを閉めながらゆっくり歩き周りから捕らえられていた少年達が何処からともなく現れ、数名が鬼太郎を取り押さえ、残りがAの方へ行く
エリート「鬼太郎、A姫、お前達は罠に嵌ったのだ。斗真は餌だよ。わざと逃しお前達に守らせた」
鬼太郎「如何してそこまでして僕やAを…」
エリート「お前達が幽霊族と九尾族の末裔と生き残り…エリート中のエリート。しかも人間の味方をする鼻持ちならない奴等だからだ!鬼太郎、お前はA姫が側に居れば居る程強い、人間は弱い…だが、A姫を引き離し、数を集めれば如何だ?こうやって私は今まで邪魔者を排除して来た!
そうして恐れられる事で私はエリート妖怪としての絶対的地位を手に入れたのだ。だが、鬼太郎…お前はA姫と共に人間の為に妖怪を倒し、あろう事かバック・ベアードまでも退けこの国を救った…私は嫉妬したよ。いや憎んだ!だからお前を倒し、A姫の血を吸う事で私こそ真のエリートなると世界中の妖怪に知らしめてやるのさ!!!」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年5月2日 15時