魅惑の旋律 吸血鬼エリート…10 ページ29
目玉おやじも助けようと争ったが、人間に投げ出されエリートに踏まれ、足を退かすと潰れた目玉おやじの姿があった
エリート「さて、そろそろ食事にしよう」
A「っ!いや…止めて!」
鬼太郎「っ!!」
Aの叫び声がし鬼太郎が見つめると、少年達に服を、胸が隠れるギリギリの所まで服を剥がされていた
A「やだ…っ」
念波を使えば拘束は解かれる…だが、操られてても相手は人間。手荒に攻撃はでき無いと涙を流すAを見た鬼太郎は目を開く
鬼太郎「止めろ!止めろエリート!!」
エリート「五月蝿い奴だ。貴様には仕上げをしてやろう」
Aがエリートの所へ連れて行かれる中鬼太郎の元に1人の少年が注射器を持って歩いて来る
エリート「それが何か分かるかね?ハイエナとコンドルとアナコンダの胃液を混合し悪魔の血を足した最高の消化液だ。それを注射すればお前は跡形も無く溶ける。骨すら残さず」
鬼太郎「っ…」
注射器の中身がタラっと流れ地面に落ちるとシューと音を立てて溶ける
エリート「いかに桁外れな妖力を持った鬼太郎でも、the endだ」
A「鬼太郎…!」
鬼太郎の目には遠ざかりエリートの方へ連れて行かれるAと、消化液の入った注射器が近づく2つの光景が見えていた。
攻撃すれば、自分もAも助かる…だが、人間達はひとたまりも無い…
鬼太郎「止めろ…!」
猫娘「A!鬼太郎!」
するとそこへステンドグラスを突き破って駆け付けた猫娘と一反もめん。扉からは遅れて追って来た砂かけと子泣き
驚いたエリートはギターを奏でる手を止めた
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年5月2日 15時