ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part18 (ページ34)

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少女失踪！木の子の森…2 ページ34

A「んんっ…」

「「「っ！！」」」

目玉おやじが溺れパニックになり、その騒ぎでAが起きてしまい目を擦る

A「あれ？みんな何してるの？」
鬼太郎「え、あ…いや」
砂かけ「お茶を飲みに来ただけじゃよ？のぉ？みんな」
子泣き「わしは酒を飲んどるよ！」
一反「Aが心配する事はなーんもして無かよ！」

A「…」

一反もめんの言葉に少し引っかかりを覚え首を傾げた。Aも鬼太郎と同じで鋭い所があり鬼太郎達は心の中でヤバイと思っていた

猫娘「A？少し汗かいてるわね？怖い夢でも見た？」
A「んー…少し。狐の夢だから大した事無いと思うよ？」

狐の夢と聞き先程の四将の中の一人・玉藻前の話もしていたので鬼太郎達の顔が少し険しくなる

猫娘「なら川で顔を洗って来たら？付いて行ってあげるから」
A「うん！」

猫娘は機転を利かしAを外に連れ出した

鬼太郎「はぁーーっ危なかった…」
目玉おやじ「一反もめん、少し言葉には気をつけるんじゃ」
一反「す、すまーん…」

砂かけ「しかし、狐の夢か…玉藻前と関係しておるのか？」

目玉おやじ「うむ…Aの母と玉藻前は二代狐妖怪として名を馳せた方じゃ…じゃが玉藻前が大罪を犯し地獄の牢獄に収監され、天狐様と二人で二代となった…もし、顔見知りで無くとも練華様から何かしら聞いとるのかもしれん…じゃが問題はそれより、玉藻前とAにもし繋がりがあったとしたら零という少年に命を狙われるかもしれぬな…」