ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part18 (ページ35)

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少女失踪！木の子の森…3 ページ35

鬼太郎は目を開きグッと拳を握り締めた

鬼太郎「…」
目玉おやじ「鬼太郎、もう2度とAを失いたく無いと言うのならAから決して目を離さず、離れるでは無いぞ？いつ玉藻前が現れ、零がAを狙うか分からんからな…もしその時が来たのなら」

鬼太郎「…分かっています父さん。辛いですがもしその時が来たら…もしAの身に危険が迫った時は全てを話します」

子泣き「大逆の四将に鬼道衆…閻魔大王も厄介な事を押し付けてくれたモンじゃ」
砂かけ「Aの為…ましてや地獄を司る閻魔大王の娘君とあれば致し方あるまいて」

鬼太郎(石動零…)

Aの身に危険が迫った時…そんな時など出来れば一生来ないで貰いたいと切実に願う鬼太郎だがその願いは必ず叶う訳が無く、いつかは話さなければならない時が必ず来ると頭には入っていた

Aも鬼太郎の事に関しては1番勘付きやすい子だ…鬼太郎が傷つけば必ず聞いてくるかもしれない…その時は全てを話す。Aの父と交わした約束、大逆の四将、妖怪を倒し魂を取り込む鬼道衆、

そして…石動零の事を。

心の何処かでは零にあまり近づけさせたく無いと思う鬼太郎…だが狙ってくる可能性は大いにあり得る。鬼太郎は一時もAから離れない様に守ると固く心に誓った。

もう2度とあんな目には合いたく無いから…と。