終極の譚歌 さら小僧…3 ページ37
さら小僧「お前、俺の歌盗んだろ?」
イサム「ち、違うんです…よっ」
否定しようとしたが直ぐに首を絞められる
さら小僧「何が違うんだ?言ってみろ!」
イサム「あ、ある日川辺で美しい歌声が聞こえてきまして…あ、あまりの美声に聞き惚れ、つい口ずさんでしまったのです!勝手に歌って本当に申し訳ありませんっ!もう2度とあの歌を歌いません!許して下さい!!」
さら小僧「本当だな!?」
イサム「本当です!」
さら小僧は今回は目を瞑ってやる素早く手を引いた
さら小僧「たがアレは俺だけの歌だ!次に歌ったら命は無いと思え!」
イサム「はい!…ん?居ない」
閉じていた目を開けるとさら小僧の姿は何処にも無く、ドアのノックオンがし妻の娘が心配そうに顔を出す
妻「アナタ?如何かしたの?」
娘「パパ?」
イサム「あー…な、何でもない。…如何しよう。俺は妖怪の歌を盗んでしまった」
妻「妖怪…?」
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さら小僧との約束を守ろうと、ぺったらこのネタを止め新しいネタでやろうと伊達プロデューサーに話すが、あのネタじゃテレビに出せないと言われてしまい途方に暮れていたイサムの前にねずみ男が現れる
ねずみ男「アンタさら小僧の歌を盗んだんだって?」
イサム「いっ!如何してソレを…!」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2019年1月7日 21時