ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part６ (ページ36)

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蟹坊主と古の謎…13 ページ36

砂かけの火焔砂と蟹坊主の泡が激突し、蟹坊主は更に暴れ始める

小次郎「マズイ！」

それを望遠鏡で見ていた長老

長老「しょうがねーな」

長老は高く飛び紅葉の団扇で風を起こし大山の霊水を竜巻の様に操り街へ走らせ、霊水の雨を降らせる。そして、銅像になっていた鬼太郎達や人間達にも雨が降り注ぐ

蟹坊主「姫！！」

小次郎が爆薬を投げAが狐火で攻撃するが、蟹坊主の巨大ハサミがAを攻撃し、Aは飛ばされ倒れる

A「っ！」

影が入り後ろを振り向くと蟹坊主が迫って来てAを襲おうとする…が

鬼太郎「体内電気！！」

Aを守る様に鬼太郎が体内電気で攻撃して来て、蟹坊主は倒れる…その後ろの屋根に立つ鬼太郎

鬼太郎「間に合って良かった」
蟹坊主「っぁぁ」

蟹坊主は力を失い小さくなりAは近寄る

A「蟹坊主」
蟹坊主「っ…」

蟹坊主の目に涙が流れる

蟹坊主「最後に…俺の願いを聞いてくれ」

蟹坊主が最後の願いを言うと自分に泡を纏わせる

蟹坊主「姫様の眠るこの街に…っはぁ…俺も…一緒に」
A「蟹坊主…」

泡が消えると蟹坊主は自分自身を銅像にした

目玉おやじ「ひょっとすると蟹坊主は、倒して貰いたくてわざと暴れたのやも知れんな」