ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part４ (ページ42)

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首都壊滅！恐怖の妖怪獣…4 ページ42

砂かけ「な、何故なんじゃ？」
A「原因は刑部狸の呪い」
まな「…ぁ」

A「1回目はマーキングを付けられただけで私の中の聖なる妖気はそのまま保たれています…ですが、私が要石を壊すと知られれば刑部狸は必ず呪いを掛けてきます。

最善は刑部狸に知られず要石を壊したい所だけどそうは簡単に行かないって思っています。狸になれば妖気が穢れ最悪は保てなくなりみんなを攻撃するかも知れない…だから、もしそうなった時まなが要石を壊すしか無いの。まな…まなは如何する？さっきも言ったけど強制はしないよ。まなを危険な目に遭わせたく無いから」

Aの真剣な目に瞳を揺らすまな…目を閉じ自分の思った事を素直を伝える

まな「みんなが狸の支配にあって…鬼太郎とA、みんなにも助けて貰った。今度は私が助けたい！もしAが狸にされたら私が要石を壊す！！」

まなの目には涙が溜まり、熱意が伝わったのか猫娘も賛成の目を向け目玉おやじは折れる

目玉おやじ「分かった。これ以上、止めても無駄じゃろうからなぁ…二人を要石の所まで連れて行こう。A、時間は限られておる。刑部狸が仕掛けてくる前に要石を壊すぞ」
A「はいおやじ様！」

そして、夜の人間の街へと出て見回りする狸一匹をぬりかべの体に半分取り込み人質にして地下への入り口へ案内させた。そして今地下へ繋がる神社前に来ていた

砂かけ「此処じゃな？」
狸「…はい」
子泣き「みんな、危険は承知じゃな？」

みんなが頷き、Aが神社の入り口を開け中へ入って行きみんなも続いて中へ入る

砂かけ「ぬりかべ。お前さんは此処を守って置いてくれ」
ぬりかべ「ぬりかべ！」

そしてその異変に勘付いた刑部狸