ゲゲゲの鬼太郎九狐の妖姫Part４ (ページ35)

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日本征服！八百八狸軍団…12 ページ35

足音が聞こえて来て二人は振り向く…すると入口からねずみ男と狸達が現れる

ねずみ男「はぁ…はぁ…駄目だ。もう走れねぇ」
「おう！見ろや！！」
ねずみ男「ん？あ！！き、鬼太郎！？」

石化した鬼太郎を見て驚くねずみ男

「あははっ！要石に触ったんだぜ？あいつ」
ねずみ男「ど、どういう事なんだ？」

ねずみ男達が鬼太郎に近づいて行き、Aは子狐化し目玉おやじと共に近くの積み重なってる石の影に隠れていた

「要石に触った”普通の妖怪”は石になる様に刑部狸様の呪いが掛かってるんだぜ？」
ねずみ男「呪い！？」

ねずみ男がソロッ…と鬼太郎に触ろうとするが狸に触っちゃいけねぇよと言われる

「そいつに触っても石になるんだぜ？」
「まぁ、半妖怪のアンタなら平気かもしれねぇけどな！」
「俺なら止めとくな！」

狸達の話を聞き焦りの表情を見せるAと目玉おやじ

A「そんな呪いが…掛かっていたなんて」
目玉おやじ「すまん鬼太郎…わしの所為でっ…！」
A「っ…おやじ様、今は自分を責めている時ではありませんよ。何とか鬼太郎を助けて要石を壊す方法を考えないと」
目玉おやじ「そうじゃなっ…待っててくれ。必ず助けてやるからな」

目玉おやじはAの背に乗り、Aも辛いが立ち上がりその場を離れる