日本征服!八百八狸軍団…3 ページ26
ーゲゲゲハウスー
鴉から貰ったまなからの手紙を読むA
A「八百八狸が出て日本が大変に…助けて…。犬山まな?」
目玉おやじ「うーむ、八百八狸か…」
鬼太郎「知ってるんですか?父さん?」
目玉おやじ「あぁ。八百八狸と言えばかつて四国を占領していた狸達じゃ。最も妖力の強い刑部狸を筆頭に団一郎、団二郎、段三郎、子分の狸達合わせ八百八匹。自国を支配出来たのは、奴らが崇める妖怪獣の力が大きい。しかし。200年以上前に有名な僧侶が護符を用いて封印した筈じゃ…」
A「その八百八狸が復活したという事は…」
目玉おやじ「うむ。誰かが封印を解いたのじゃろう…鬼太郎、A。こうしてはいられんぞ!」
二人は立ち上がり真剣な顔で返事をし人間の街へ猫娘と共に行く。人間界では第2の月があった
A「月が2つ?」
目玉おやじ「いや、1つは妖怪獣の卵じゃ」
猫娘「卵?」
目玉おやじ「うむ。妖怪獣は実は蛟龍という700年生きた蛇が蜃気楼の中に入り卵を産む。その卵が地に落ちて地下で数百年の時を経ると再び空に昇るんじゃ」
鬼太郎「…つまりどういう事ですか?」
目玉おやじ「恐らく刑部狸達も彼処からあの卵を下す方法を知らん筈じゃ。あれが地上に落ちれば妖怪獣が復活して大変な事になる。その前に何とかせねば」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年5月31日 21時