厄運のすねこすり…9 ページ48
マサエ「シロ…シロ…!…はぁはぁ…シロ…お前まで居なくなってしまったら」
Aと鬼太郎、翔はマサエを探しに山へ来る
翔「本当に婆さんはこの山の中に?」
A「多分すねこすりを追っているはずだから」
Aの感知能力で三人は山へやって来たのだろう。目玉おやじはすねこすりの事で腕を組む
目玉おやじ「すねこすりめ…ヤケを起こしていなければ良いが」
鬼太郎「でも、自分が妖怪だと気付かないなんて有るんでしょうか?」
目玉おやじ「んー、この村も昔は栄えていた様じゃ。道を行き交う不特定多数の人間から知らぬ間に気力を得ていたのだろう」
A「そっか…時代が変わるにつれ村の人通りも減って…」
目玉おやじ「たった一人の人間から気力を奪い続ければ今回の様な事にもなろう」
翔「っ…」
マサエはすねこすりを探し、ガサッと音が聞こえすねこすりかと思い、横を見るとすねこすり…では無く大きい熊が居た
マサエ「ぁ…あぁぁぁ!!」
すねこすり「っ!母ちゃん!」
マサエの悲鳴が木の根元に出来た穴で雨をしのいでいたすねこすりやA達にも聞こえていた
翔「今の声は…!」
A「あっち!」
マサエは熊に襲われそうになり、すねこすりは走りながら巨大化となり、マサエを襲う熊に向かって飛ぶ込む
すねこすりと熊が争い、熊は恐れをなしてその場から逃げる…だが熊にやられたのかすねこすりの左肩に深い切り傷が出来ていた
マサエ「…シロ?シロ…なのかい?シロ…なんだろう!?」
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作者名:勿忘草 | 作成日時:2018年4月17日 21時