ミンハオの愛 ページ12
Aside
A「さぁ、夕食にしましょう。外に行っていた者も、もう帰ってくるでしょう。」
空はすっかり暗かった。
渡り廊下を渡り、食堂に向かう。
隣はしっかりミンハオが陣取り、手を取っている。
後ろのジフンは機嫌が悪い、チャニはそんなジフンに困惑気味である。
MH「ねぇ、アコ様？」
私よりも随分背の高い、ミンハオが覗き込んでくる。
MH「家族が増えても僕に対する想いは変わらないよね？同じ分愛してくれるよね？僕を置いてどこかに行かないよね？」
彼は私によく懐いている。だが、たまにその重い愛に苦しくなる時があった。
彼は自分が特別になろうと躍起になっていた。
そんな気持ちを知りながら誰かを選ぼうとしない私の方が心までも鬼なのかもしれないなとミンハオを見つめた。
A「当たり前よ。愛しているわ。」
ミンハオの頬を優しく包む。
彼は満足そうに笑って、握った手にきゅっと力を込めた。
まるでこの人は自分の物だと、見せつけるようだった。
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アヤノ(プロフ) - ぴっぴさん» ありがとうございます！！頑張ってください！ (2020年8月21日 15時) (
レス) id: bda2bc6210 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ(プロフ) - アヤノさん» 楽しんでいただいてありがとうございます！長くなりそうなので、しっかりまとめて更新しますね。もう少しお待ち下さい！ (2020年8月20日 18時) (レス) id: 85fef5c911 (このIDを非表示/違反報告)
アヤノ(プロフ) - とても素敵な作品ありがとうございます！！とても面白いです 質問なのですが誰が何の妖なのか教えて欲しいです (2020年8月20日 17時) (レス) id: bda2bc6210 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴっぴ | 作成日時：2020年8月17日 2時
