まだまだ鍛錬不足です【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】

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彼女のあの大きな胸に抱きつぶされているAを苦笑いしながら見つめる


　抱きつぶされるなら俺の胸に抱きつぶされて欲しいのだが Aっ！！？

　甘露寺・・・ かわってもらえないか？！！


「？ なんですか師範？」


俺の邪な気持ちに甘露寺が純粋でまっすぐな瞳を自分に向けてきた


　Ｏｈ・・・


思わず異国語がでるほどに自分が汚れているような気持ちになる

甘露寺は先ほども言ったが「裏表のない非常に素直な女性」である

ゆえに俺もあまり彼女の事を邪険にできない

彼女が女性であることからも他の男のように牽制していいものかと迷う時がある


だが俺も柱の仕事があり、なかなか最近Aと二人きりになれない

甘露寺を継子として迎え、よりAと二人きりになれない現状が続き・・・



　 その・・・ アレだ・・・



　 俺もそろそろかなりAを充電したいのだ




「甘露寺、おちつきなさい。Aがつぶれてしまう」

そう言ってAを助けるという名目でAと甘露寺をひきはがす

そしてそのままAを今度は俺が抱きしめた
頭を優しくなでた

他の隊士のいる前では特にAが嫌がるのであまりこういうことはしてこなかった

　・・・が、我慢の限界だった

甘露寺が顔を真っ赤にして「え？え？」と俺達を見る
Aが離れてほしいとばかりに抵抗してくるが、俺は彼女を離さない


　甘露寺は他の恋心にはなかなか敏感のようだった
　(自分のこと(伊黒)については鈍感のようだが)


すぐさま俺のAへの気持ちに気づいた
そして


「お二人は付き合ってるんですか！？」ときゅんきゅんとした感じで聞いてきた

　そうであったら どれだけいいか！！

「それはないですね」といつものごとくキッパリと！Aに否定された


彼女を抱きしめる力を強くしてやった




　 俺の恋路はまだ続く −−−









「さぁ、休憩はそろそろ終わりだな！

　では山を3つほど越えて走ろうか！」


「はい！」


「まってまって。 ねぇ？

　甘露寺さんも普通に”はい”とか言わないで？

　落ち込むよ？ 心折れますよ私？(泣)」





★★★


ここまでお読みくださり有難うございました

このＰだけでは収まらなかったので2Ｐ目にいきます

次は千寿朗君と出会ったり、冨岡さんのことで煉獄さんがもんもんしたり
ヤンデレ化が進んだり進まなかったりと
相変わらず主の鈍感ぶりに振り回される煉獄さんが続く予定です


2020.5.31

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