まだまだ鍛錬不足です【鬼滅の刃】【煉獄杏寿郎】

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「あ、ごめんなさいね。こんなに見られて皆さん食べずらいわよね
　でも今日は一緒に食べてくれる人が多くて嬉しくて」

「Aちゃんも来てくれて浮かれすぎて食べすぎてしまったわ」と
謝る甘露寺の顔はそれこそ真っ赤だった

周りの目線に身を縮こまらせる甘露寺
俺も食べる方だったので周りから奇異に見られることは大いに経験したことがある

柱である俺達も彼女に「気にすることはない」とフォローを入れようとした時


「甘露寺さんは本当に美味しそうに食べられるので周りがつい見てしまうだけですよ
　食べる量なんて気にしなくて大丈夫です」


とAがサラリと言った

Aは串団子を口に運びながら次は何を頼むかとメニューを見ていた

甘露寺が横のAを見た
それにAが気づく

　「？？？ 食事は誰だってとるものでしょう？

　むしろお店も儲かり、周りの視線を集めれば宣伝効果にもなり
　いいことづくめじゃないですか

　食べる量だって人それぞれですし
　そのお店の料理が美味しいからたくさん食べられるというのもあるでしょう？


　悪いというならむしろ お店の料理が美味しいのが悪いんですよ！


　というわけで甘露寺さんが謝る必要はないですね？


　お店の料理が美味しいのが悪いんです！！


　あ、桜餅後30皿ください。足りない分は後でまた注文します」


　 ぴたり・・・


柱も含め皆がAを見た

そして周りと店の空気が一気に変わった

店の料理人がやる気を出したようで「まかせろ！どんどん作ってやる！」
と意気込みだした

そして遠めに見ていた周りの人々も「なるほど」「そうなのか？」と
逆に店にて注文をしだした

ポカーンとした風に甘露寺はAを見る
Aは最後の串団子を口にほうばると
(少々あのAにほうばられる串になりたいと思った俺は末期だ)
甘露寺を再び見た

「美味しい料理をたくさん食べられるのって幸せですよね」

とニコリと・・・


　 笑った


そして「あ、でも食費はかかっちゃいますから任務頑張らないとですね」と優しくほほ笑む


　・・・Aを本気でテイクアウトできないだろうか


そして冨岡に


　「あ、水柱様 シャケ大根私の食べます？
　 私桜餅食べたいので食べてもらっていいですか？」と彼に声をかけるA


・・・何故最後は冨岡なんだA？


冨岡は鮭大根が好きなのか？ 何故知っているんだ？



そしてそれを普通に受け取るのか水柱・・・っ！！！

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