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ああ・・・やはり彼女はダメだ
そう思い彼女が運んでくれた布団の中で額をおさえる
既に顔は真っ赤である
彼女が俺の耳元で俺の、名を・・・
「杏寿郎さん」と呼んでくれた
思った以上の破壊力だった
彼女に名前を呼ばれたことがこんなに嬉しく、気恥ずかしいとは思わなかった
やっと俺の名を呼んでくれた！
正直飛び起きそうになった！
そのまま君を抱きつぶす所だった！
そうしなかった自分を本気で褒めてやりたい！
しかし俺が眠っていると思ったにしろ、あれはどうなのだろうか！？
耳元！！！
俺以外の男には決してしてほしくない行動だなっ！
他の男にしている所を見たらその男の耳をそぎ落としてしまいそうだな！(というかする)
彼女の吐息に反応しないよう全集中を使った！
顔に熱がこもらないよう必死だった！
君に色々気づかれるのではと気が気じゃなかった！！
もう抱きつぶしてもいいだろうかっ！？
俺は悪くはないとは思うのだが！！？
君にかつぎあげられた感触を思い出す
柔らかい・・・君の体とあんなに密着したのは初めてだった
色々まずかった(主に下半身が)
我慢した
非常に我慢した！
俺が寝ていると思っていたとはいえ君の行動は危なすぎる！
あのまま抱き枕にしてオカしてやろうかと思った俺は悪くはない！
君は本当に女子としての自覚があるのだろうかと今すぐ叱りたい！
それはもう布団の中で男とはどういうものかと心底骨の髄まで教えてやりたい！
君の首元に顔をうめて、己の印を残したい！
だが、彼女は一晩の・・・一度で終わらせるような女性ではない
一生大事にしたいのだ
だからこそいまだに手はだしていないし、今も我慢している
・・・・
正直な所・・・
監 禁したい
自分がここまで独占欲の強い男だとは思ってもいなかった
君は本当に色々な自分に気づかせてくれる
それにしても こうも男を簡単に泊らせてしまうなど・・・っ！！！
自分の事は棚に上げ、今後の彼女の扱いについて真剣に考える
俺でなければ彼女は今ごろ食べられていたに違いないと
そんな未来を想像し青筋が立つ
彼女の無防備加減に布団の中で再び頭を抑える
そしてかすかに彼女の匂いが布団からすることに気づいた
再び顔と主に下半身に熱がこもる
「っっ！！///」
ザバァっと水の音がした
彼女が風呂に入ったのだろう
己の中で「あ、ダメだ」と瞬時に何かがキレた気がした
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ソラノ(プロフ) - ・・・hit数がおかしい。6000？ エラーかな？ (2020年7月1日 17時) (
レス) id: b7916d63a5 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 有難うございます。煉獄さん良いですよね！！！！ (2020年6月4日 20時) (レス) id: 6946561589 (このIDを非表示/違反報告)
marinesvictory1(プロフ) - 煉獄さん本当に大好きなので読んでて幸せです｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡更新めっちゃ楽しみにしています！！ (2020年6月4日 1時) (レス) id: 81f776d056 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2020年6月1日 22時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 読み返して気になったところは直していきます。すいません (2020年5月31日 18時) (レス) id: 6946561589 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2020年5月17日 12時
