4 移動方法 ページ4
「だから 気をつけて行くって言ってますよね？
台風でもないのに なんで 送ってもらわないといけないんですか？」
「自転車で転んでケガをしたらどうする？
致命傷だったら？
死んでしまうほどの事故にあったら？？？
・・・俺が送る。 迎えにも行く！！
少しでもいい・・・ お前の傍にいたい。 無事を確認していたい
・・・一緒にいる
離れたくない
俺の送迎以外に学校に(というか どこにも！)行かせる気はないっ！！！」
そんなこんなで 扉の前で押し問答をして 既に数分・・・
尾形さんは自転車の鍵を返してくれる気はないらしく
だが私も私で 彼が車で送ってくれるというのを拒否をする
いや、正直送ってくれるのは ありがたいことだけれど
なんだか色々 束縛されるというか、行動を制御されるみたいというか・・・
Σ (いや 制御してきてるよね？！
どこに行くにも 貴方の送迎じゃないと行けないとか どこのお嬢様！！？(汗))
ちなみに他の事については もうスルーする(重い・・・)
今の私は とにかくこんなことで遅刻はしたくないし
自転車に乗って 早くこの家を出たかった
学校へ行って ちょっと尾形さんと離れたかった
学校へ逃げたいと思ったのは初めてである
というわけで 必死に自転車の鍵を取り戻す方法を考えるが・・・
「学校、行かなくてもいいんだぞ A？
俺の所で永久就職しよう。バイト代も出す
高校に行かず 働くやつもいるじゃないか
俺が一生お前の面倒を見ると言っているのに 何が問題
「送ってくれるなら 送ってください！ 今すぐ！ 遅刻します！！」
っ！」
本気で学校へ行かせてもらえなくなるかもしれないと 察しました
早く車で送ってもらおうと思いました
学校へ本気で逃げなければと 思ったのも初めてです
移動方法の事は また考えよう
とにかく学校へ行けば 尾形さんはいない！
カンキンされそうな現実より、制御される移動時間をとった私は玄関へとすぐ歩いていく
まぁ しばらくしたら彼の過保護？も 少しはマシになるだろうと
望みもかけて 今は従うことにする
靴を履くと尾形さんが背後にいた(ちょっとビックリした)
なんだ？ と見上げると ぎゅっと抱きしめられた
「・・・俺と一緒にいよう A。 やはり離れたくない。 勉強なんて俺が教え」
「送るなら 早く送ってください」
早く学校へ逃げよう！！
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ソラノ(プロフ) - 有難うございます。アニメ3期もはじまったのでこっちも書かねばと思いながら停滞していてすいません。 (2020年10月16日 22時) (
レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
イロナシ - もう、ソラノ様が書くお話めっちゃ好きです！更新を楽しみにお待ちします！ (2020年10月11日 19時) (レス) id: c1ed0d601a (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 走り書きなのでまた色々書き直すかもですが、とりあえず「日常1」終わりで、「日常2」をまた書こうと思っています。それこそ本当に小ネタというか勉強見てもらうとか、学校とか修学旅行とか、なんか思いつくままに！！！ (2020年2月22日 1時) (レス) id: 6946561589 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - もうすぐで50！とりあえずこの話はこれで終わって本当に日常編を書こうと思う。尾形さんに勉強見てもらうとか、修学旅行とか買い物とか色々書きたい (2020年2月2日 11時) (レス) id: 6946561589 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - うん、しばらく書いていなかった分 一気にＵＰしました。でも本当に一気に書いたので所々また書き直すかも・・・です。すいません (2020年1月18日 16時) (レス) id: ae51a2c0d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年11月4日 21時
