42 引っ越し ページ42
なんで こうなったんだろう・・・？
私は目の前の現実から 目をそらしたくなった
目の前には 尾形さんの仕事場けん、家があり
その前には しごく幸せそうな尾形さんが ニコニコと・・・
私の部屋の荷物を「運んでしまえば 勝ち」とばかりに そそくさと運び込んでいた
朝起きたとき 既に部屋のものが ほとんど片付けられているのにはビックリしました
これを夜中に 物音立てずに私を起こさずにやってのけたのかと思うと
背筋が寒くなりました
もともと仮アパートにいたことから ほとんど服や学校行事に使うもの他
祖母に必要なものくらいと 荷物は少なかったとはいえ
彼のここぞというときの行動力には 正直ひく所がある
私は彼が私の荷物を運ぶのを車の中から眺めながら 空を見上げた
朝起きたとき すぐさま 「行くぞ A」と 車に担ぎ込まれたのを思い出す
正直 他から見たら「拉致じゃね？」くらいに その行動はスムーズでした
大家さんたちには 既に挨拶済みだと 車に押し込まれたら すぐ出発！！
寝起きの私はまだ 頭が動ききっていない
”ああ・・・ まだこれが夢ならいいのに” と現実逃避も試みたが
残念ながら頬をつねると痛い
再び 何故こうなったのかを ゆっくり思い出す
発端は昨日の事
私が倒れ、百が尾形さんに憑依した
そう、まだ昨日のことなのである
昨日 目が覚めたとき、部屋が荒れていたのは 百のせいかと思っていた
まぁ 正確には百のせいもあったのだが、私がいる部屋に入れなかった尾形さんが
イスやら テーブルやら 私の眠っている部屋めがけて 投げまくったらしい
正確には めちゃくちゃ 暴れた
私の名前を何度も呼び、それだけ暴れれば隣や大家さんの耳に 騒動は伝わるわけで・・・
そこらへんは 白石さんがフォローしてくれていたらしいのだが
あの部屋の荒れようだ
そして その後 とどめがはいった
目が覚めた私
そして 百が尾形さんの体に憑依し、私にキスしていたとき
「クソ尾形ーーーーーっ！！！」
聞き覚えのある人の声が部屋に飛び込んできた
キスしていた尾形さんの体がふっとび 目の前に今度は 鬼のような形相をした
杉元さんが立っていました
「Aさんは まだ高校生なんだぞ！ 何してんだ お前は！！」と
杉元さんと尾形さん・・じゃない、百との殴り合いが始まりました
「ははっ！ なまったな 一等卒！」
「はっ？！ 死ね！！」
・・・近所迷惑極まりない
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ソラノ(プロフ) - 有難うございます。アニメ3期もはじまったのでこっちも書かねばと思いながら停滞していてすいません。 (2020年10月16日 22時) (
レス) id: 2385099feb (このIDを非表示/違反報告)
イロナシ - もう、ソラノ様が書くお話めっちゃ好きです！更新を楽しみにお待ちします！ (2020年10月11日 19時) (レス) id: c1ed0d601a (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - 走り書きなのでまた色々書き直すかもですが、とりあえず「日常1」終わりで、「日常2」をまた書こうと思っています。それこそ本当に小ネタというか勉強見てもらうとか、学校とか修学旅行とか、なんか思いつくままに！！！ (2020年2月22日 1時) (レス) id: 6946561589 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - もうすぐで50！とりあえずこの話はこれで終わって本当に日常編を書こうと思う。尾形さんに勉強見てもらうとか、修学旅行とか買い物とか色々書きたい (2020年2月2日 11時) (レス) id: 6946561589 (このIDを非表示/違反報告)
ソラノ(プロフ) - うん、しばらく書いていなかった分 一気にＵＰしました。でも本当に一気に書いたので所々また書き直すかも・・・です。すいません (2020年1月18日 16時) (レス) id: ae51a2c0d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラノ | 作成日時：2019年11月4日 21時
